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ブックマーク / nazology.net (5)

  • 6つの小分子を削除するだけでオスマウスをメスにすることに成功! - ナゾロジー

    Y染色体を持つオスマウスの胎仔がメスの体になる哺乳類の性決定システムは、胎児の発生過程で性別を決定する重要なメカニズムとして知られています。 人間を含む多くの哺乳類では、この性別の決定はX染色体とY染色体によって制御されています。 一般的に、XYの性染色体を持つ個体は男性(オス)に、XXの性染色体を持つ個体は女性(メス)になります。 そのため多くの人々は、「Y染色体があればオスになる」と考えがちですが、実はこれにはもう少し複雑な仕組みが関わっています。 Y染色体が存在するだけではなく、その中にある特定の遺伝子が適切に機能することが必要なのです。 特に重要なのが、Y染色体に存在するSRY(Sex-determining Region Y)遺伝子です。 この遺伝子がスイッチを入れることで、胎児の精巣の発達が始まり、結果としてオスの性別が決定されます。 このSRY遺伝子の働きは、性決定のスイッチ

    6つの小分子を削除するだけでオスマウスをメスにすることに成功! - ナゾロジー
  • 古文書の解読から「プラトンの埋葬場所」がついに特定された! - ナゾロジー

    古代ギリシアの哲学者、プラトン(紀元前427〜BC347年)。 ソクラテスの弟子にして、アリストテレスの師にあたる彼は歴史上、最も有名にして偉大な哲学者の一人です。 おそらく哲学に触れたことがなくても、プラトンの名前はほとんどの人が知っているでしょう。 そして最近、イタリア国立研究評議会(CNR)とピサ大学(University of Pisa)により、プラトンに関する驚くべき研究報告がなされました。 研究チームが18世紀に見つかった古文書を解読した結果、なんとプラトンが埋葬された正確な場所が明らかになったのです。 さらに古文書にはプラトンが病に倒れる前の最後の夜についても詳細に書かれていたという。 偉大な哲学者が眠りについた場所はどこだったのでしょうか? Plato’s burial place finally revealed after AI deciphers ancient sc

    古文書の解読から「プラトンの埋葬場所」がついに特定された! - ナゾロジー
  • 40Hz(毎秒40回)の光と音がアルツハイマー病に効く仕組みを解明!【Nature誌】 - ナゾロジー

    音と光で治療できます。 実はこれまでの研究で、40Hzの音と光がアルツハイマー病にみられるアミロイドβを脳内から減らす効果を持つことが知られていました。 ただ、なぜそんなものでアルツハイマー病に対処できるのか、脳内でどんなメカニズムが働いているのかはよくわかっていませんでした。 しかし今回、米国のMIT(マサチューセッツ工科大学)で行われたマウス研究が、毎秒40回(40Hz)の音と光の刺激によって、有害なアミロイドβタンパク質を脳内から洗い流すメカニズムについて明らかにしました。 一体どうして音と光だけで、脳内の有害物質は排除されるのでしょうか? 研究内容の詳細は2024年2月28日に『Nature』に掲載されました。

    40Hz(毎秒40回)の光と音がアルツハイマー病に効く仕組みを解明!【Nature誌】 - ナゾロジー
  • 毎日生ワサビを食べるだけで記憶力が改善されると判明! (2/2) - ナゾロジー

    ワサビの摂取で記憶力が向上!実験の参加者は、同大のある宮城県仙台のタウン紙に掲載した広告から募集し、60〜80歳の男女72人(平均年齢65.43歳、男性19人・女性53人)に協力してもらいました。 参加者には、糖尿病や心臓病、精神疾患といった病気の既往歴がなく、また日頃から特定の薬剤を服用していたり、大量の喫煙や飲酒をしていない人を選んでいます。 その後、実験期間の前後に「記憶力」および「認知機能」を測定するテストを受けてもらいました。 記憶力では、個人が経験した出来事に関する「エピソード記憶(=長期記憶)」と、現在進行中の作業に深く関わる「ワーキングメモリ(=短期記憶)」を調べています。 認知機能では、目標達成のために計画を立てて行動・思考する「実行機能」のほか、脳の「処理速度」や「注意力」を調べました。 そして参加者を2つのグループに分け、一方には寝る前にワサビ抽出物を含む錠剤(ヘキサ

    毎日生ワサビを食べるだけで記憶力が改善されると判明! (2/2) - ナゾロジー
  • 生命の起源の謎! 最初の生命はどうやって遺伝情報を翻訳したかが解明される! - ナゾロジー

    現在地球に存在する生命体は、遺伝情報を翻訳機(リボソーム)を使ってタンパク質に変換し、自らの体を構築しています。 翻訳機(リボソーム)は遺伝「情報」をタンパク質という「実体」に変換する工場とも言えるでしょう。 ここで作られた種々のタンパク質は遺伝子の自己複製にも使われおり、翻訳機(リボソーム)は生命の存続のために必要不可欠な存在となっています。 また幸運なことに、翻訳機(リボソーム)を作るために必要な設計情報は全て遺伝子に保存されており、翻訳機(リボソーム)を使うことで新たな翻訳機(リボソーム)の生産も可能になっています。 しかしそうなると奇妙なパラドックスが発生します。 遺伝子を機能させるには上手く機能する翻訳機(リボソーム)が必要であり、その翻訳機(リボソーム)を作るには遺伝子に翻訳機(リボソーム)の情報が含まれていなければなりません。 つまり既存の理論ではニワトリと卵の関係のように、

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