歌舞伎俳優・市川猿之助(47)やその両親が〝一家心中〟を図ったとされることに、芸能界や梨園で疑問の声が噴出している。警視庁の事情聴取に猿之助は「家族で話し合い、死のうとした」という趣旨の発言をしたというが、そのきっかけともいわれる一部報道で「そんな決断をするのか」という声が出ているのだ。取材を進めると、猿之助は公開記事以上の〝内容〟を直撃された可能性が浮上している――。 18日に意識もうろうとした状態で都内の自宅で発見された猿之助。捜査関係者によると、前日の17日に猿之助は両親と話し合いの場を持ち、警視庁には「死んで生まれ変わろうと、両親が睡眠薬を飲んだ」という趣旨の説明をしているという。 同じく自宅で見つかった、父で歌舞伎俳優の市川段四郎さんと母親も司法解剖の結果、睡眠薬など向精神薬を大量に飲んだことによる中毒死の疑いがもたれている。猿之助自身にも口の周りの変色などに同じ中毒症状が見られ