岐阜県に新型コロナウイルスの緊急事態宣言が出され、原則、部活動の休止が要請されていた9月、高校野球の強豪校として知られる岐阜市の県立岐阜商業の野球部員が、20人ほどで集まって自主練習を行い、部員が入院する事故が起きていたことがわかりました。 県立岐阜商業高校によりますと、9月1日、岐阜県美濃市にある練習場で、野球部員20人ほどが自主練習をしていたところ、バッティングマシーンに球を入れていた1年生の部員の頭に、打球が当たったということです。 部員は、保護者の車で病院に運ばれ、安静にする必要があるとして10日間ほど入院し今は退院して登校しているということです。 当時、岐阜県では新型コロナウイルスの感染が拡大して緊急事態宣言が出されていて、県は部活動を原則休止するよう呼びかけていました。 自主練習には顧問の教諭1人も参加していて、高校は事故の翌日(2日)に県教育委員会に報告し、教育委員会は、高校