◆サッカー天皇杯全日本選手権 ▽決勝 川崎1―0G大阪(1日・国立) 川崎がG大阪を1―0で下し、初優勝を飾り、リーグとの2冠を達成した。後半10分にルーキーFW三笘薫(23)が、準決勝のJ3秋田戦に続く決勝点をマークする大仕事。この試合を最後に現役引退するMF中村憲剛(40)の花道を飾った。18年間の現役生活を終えた中村の妻、加奈子夫人(40)がスポーツ報知に観戦記を寄稿した。 川崎フロンターレに関わる全ての皆様、悲願であった天皇杯優勝、本当におめでとうございます。また、このコロナ禍において、天皇杯開催にご尽力された全ての方に選手の家族として御礼申し上げます。本当にありがとうございました。 思えば4年前、大阪での初めての天皇杯決勝。タイトルを取る瞬間を見届けたくて子供3人と遠征したのですが、前夜に長女が胃腸炎を発症してしまい、大みそかに大阪で救急病院にお世話になり、試合もホテルの部屋で見