この問題は根が深い。そう思わずにはいられない自分がいる。阪神タイガースに所属する藤浪晋太郎投手と伊藤隼太外野手、長坂拳弥捕手の3選手がPCR検査で陽性反応を示し、新型コロナウイルスに感染した。3選手いずれも入院中とはいえ幸いにして症状は回復傾向にあり、2度目のPCR検査で陰性が確認されれば退院が可能になるという。 【写真】亡くなったタレントの志村けん。2012年菊花賞優勝セレモニーの時の写真。 ただ日本のプロ野球界から初の罹患者が現れた衝撃は大きく、NPB(日本野球機構)とセ・パ12球団が目指すとしていた4月24日の開幕戦も見送られることが確実となった。 ■ 「実名公表」に対する拍手喝采から一転・・・ しかし、開幕が再びずれ込むこと以上に驚かされているのは阪神のずさんな対応だ。 球団側は発表当初の経緯説明で、3選手のうち最初に名前が公になった藤浪について「実名で報道してください」と本人が望
千葉県野田市で当時小学4年生の栗原心愛さんが亡くなった事件で、傷害致死罪等に問われている父親・栗原勇一郎氏の裁判員裁判は、3月9日に結審を迎えた。 【写真】13歳女優の官能シーンに批判殺到、上映中止に… 筆者は、約一年前から勇一郎氏の親族の支援を行っており、公判全てを傍聴することができた。公判前に、当団体の臨床心理士が勇一郎氏と接見しており、接見禁止が解除された9日、筆者も初めて面会し、その後も面会を続けている。犯人を「異常者」として事件を片付けてしまっては新たな虐待を防ぐことはできない。 本稿では、これまでの報道で伝えられなかった事実と事件から汲み取るべき社会の課題について検討したい。 検察側は、被告の犯行について「筆舌に尽くしがたい壮絶な虐待」「比類なき重い事案」だとして懲役18年を求刑した。 3月19日、千葉地裁が言い渡した判決は懲役16年――。 「犯行態様の異常なほどの陰惨さとむご
茂木敏充外相は19日、ドイツのマース外相と約30分間電話で協議し、新型コロナウイルス感染症の対策で得られた教訓や知見を共有することで一致した。3月下旬に予定される主要7カ国(G7)外相のテレビ電話会議でも感染症対策を議論することを申し合わせた。 【特徴と副作用も】新型コロナ治療に期待される主な薬 茂木氏とマース氏はそれぞれの取り組みを説明し、両国民の安全確保や無事な帰国に向け、引き続き協力していくことで合意した。水際対策を取る上で関係国の協調や情報共有が重要との認識で一致し、治療薬やワクチンの共同開発を模索していく方針も確認した。 茂木氏は18日夜もイタリアのディマイオ外相、カナダのシャンパーニュ外相と電話で協議した。日本外務省によると、茂木氏は感染が拡大するイタリアの国民に連帯の意を示し、ディマイオ氏は「日本の取り組みは他国の模範となっている」と述べたという。【杉直樹】
日本がブラジル・ワールドカップをグループステージで敗退した直後の2014年8月、ハビエル・アギーレ氏は18年のロシア・W杯を目指す日本代表の新監督に就任した。しかし、サラゴサを率いていた当時の八百長疑惑(※)により、15年2月に日本代表監督を解任される。その後、約5年が経った昨年12月9日、スペインの裁判所は「証拠不十分」で無罪という決定を下した。 【動画】アギーレ、日本のサッカーファンに伝えたいコト アギーレ氏は現在、ラ・リーガのレガネスを率いている。新型コロナウイルスが蔓延する前の2月、Goalは話を聞く機会を得た。マドリード郊外のクラブハウスで笑顔で迎えてくれた元日本代表監督は、ここまでのいきさつ、そして日本への思いを包み隠さず語った。 ※11年5月のラ・リーガ最終節サラゴサvsレバンテ。降格圏にあったアギーレ監督率いるサラゴサはレバンテに2-1で勝利を収め残留を決めた。この一戦に関
ボタフォゴで初ゴールを記録したMF本田圭佑を、イタリア紙『コリエレ・デロ・スポルト』などが16日に報じた。 本田は1月、ボタフォゴへ加入してブラジルでの挑戦をスタートさせると、3月15日のカンピオナート・カリオカ(リオデジャネイロ州選手権)第3節のBANGU戦でデビュー。31分にPKを決め切って新天地初ゴールをマークすると、このゴールにより、アジア、ヨーロッパ、北アメリカ、オーストラリア、南アメリカの5大陸で得点を記録した初の選手になった。また同時にクラブチームにおける自身の通算100得点目を刻んだ。 イタリア紙は、「元ミランの選手がデビュー戦でゴールを決め、重要な目標に到達した」と報道。「ブラジルという新たな場所で新たな冒険を歩むことを決断したホンダ。日本人選手はコンディションを取り戻すと、すぐさまゴールへの道をも切り開いた」と続けた。またクラブ通算100ゴールについて、「日本人選手にと
元日本代表指揮官アルベルト・ザッケローニ氏は、吉田麻也のサンプドリアデビュー戦での活躍を称賛した。 【動画】吉田デビューのサンプドリア、好調ヴェローナに逆転勝利!37歳クアリアレッラが2ゴール 今冬の移籍市場で、7シーズン半を過ごしたサウサンプトンからサンプドリアに期限付きで移籍した吉田。新型コロナウイルスの影響もあり、加入してから1カ月余りが経過した8日のヴェローナ戦でデビューを飾ると、フル出場してチームの2-1の勝利に貢献した。 伝統的に守備を重視するセリエAでデビュー戦から安定したプレーを見せた吉田について、2010年から4年間にわたりサムライブルーの指揮官として指導したザッケローニ氏は、イタリア『La Repubblica』で賛辞を送った。 「私にとってはサプライズでも何でもない。私は彼がオランダでプレーしていたときから知っている。彼を見るために足を運んだし、私にとって不動の存在に
3月11日、高野連(日本高校野球連盟)は19日に開幕予定だった春のセンバツを中止すると発表した。1924年(大正13年)に始まった同大会は、1942(昭和17)~46(同21)年に戦争の影響による中断はあったものの、開催が決定していたなかでの中止は史上初めてとなった。出場を予定していた32校に対する救済措置を求める声も多く挙がっているなか、果たしてどんな救済措置が考えられるだろうか? 今回は5つの案を提示し、その実現可能性や起こりうる障害や課題を比較しながら見てみたい。 (文=花田雪) センバツ、中止――。 覚悟はしていたが、実際に現実になると、やはりショックだった。 3月11日、日本高校野球連盟(高野連)と毎日新聞社は、第92回選抜高校野球大会の中止を発表した。 その1週間前には「無観客試合」での開催を目指すことを表明していたが、新型コロナウイルスの感染拡大が一向に収束に向かわず、さらに
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