今後のHBV感染対策を検討するための編集部員メモ。気にしないで。マニアなだけ。 まず、日本の医療関係者にも好まれている2次資料、UpToDate。 HBVの水平感染:子どもでは小さな傷、粘膜での接触、濃密な身体接触で水平感染が起こりうる。 人体外でもウイルスは生きており、結果として汚染された歯ブラシ、かみそり、オモチャなどでも感染がおこりうる。 次に、これも日本人の好きなLancet。1989年のDavisらによるメタ分析では、エンデミック地域では、母子感染や性感染等がない状況でも水平感染が起こりうることが説明されています。特に、思春期前の子どものリスクが指摘されています。 先進国でも、数は少ないものの、就学前のデイケア施設での水平感染がおきていることも記載されています。 すべてがわかっているわけではなく(科学情報は、ここを忘れないことが大切)、日本でも感染経路不明のHBV肝炎の報告はよく