自慢じゃないが私は麻雀が弱い。昔はよくねぎをしょって薬味を添えて鍋になりに行くカモだったが、ずいぶん月謝を払ったわりに上達しなかった。しかしそういう奴に限ってヘボ麻雀をやめないので、今夜ももうすぐ麻雀が始まるの何よりの楽しみにしている。それはともかく、 前回の続きです。「論理的」であるとはどういうことかを考えるにあたって、始めに「論理的に全然違う」ということの意味を考えました。まず「論理的に違う」ってのは実際に比べてるブツがどういうもんかは見てないんだよという話をしました。二つのものを比べるのに中身を見ないなんてなんなんだと思いますが、中身がバカだろうと非科学だろうとハゲだろうとカニかまぼこだろうと関係ない、というのが論理の一つの重要な性質であると私は考えています。極端な話、中身がなんのこっちゃわからなくても論理的な判断はできる訳です。たとえば次のような言明はいずれも論理的に正しい。(例文