東京都八王子市で2017年、乳児(当時10カ月)がゴールデンレトリバー(体重約35キロ)にかまれて死亡した事故で、警視庁は19日、犬への注意を怠ったとして乳児の祖父(60)と祖母(58)を過失致死の疑いで書類送検した。同庁への取材でわかった。容疑を認めているという。 南大沢署によると、祖父母は2017年3月9日午後4時35分ごろ、八王子市の自宅で放し飼いにしていたゴールデンレトリバーが危害を加えないように注意する義務を怠った疑いがある。孫の乳児が頭をかまれ、失血死した。乳児はこの日、保育園で発熱して母方の祖父母宅に預けられ、祖父母とともに1階居間にいた。ハイハイをしていた際に突然かみつかれたという。