この記事が話題になっていたので読みました。 『ごんぎつね』の読めない小学生たち、恐喝を認識できない女子生徒……石井光太が語る〈いま学校で起こっている〉国語力崩壊の惨状 | 文春オンライン 兵十が葬儀の準備をするシーンに「大きななべのなかで、なにかがぐずぐずにえていました」という一文があるのですが、教師が「鍋で何を煮ているのか」と生徒たちに尋ねたんです。すると各グループで話し合った子供たちが、「死んだお母さんを鍋に入れて消毒している」「死体を煮て溶かしている」と言いだしたんです。ふざけているのかと思いきや、大真面目に複数名の子がそう発言している。もちろんこれは単に、参列者にふるまう食べ物を用意している描写です。 ――「死体」を煮ているとは、あまりに突飛な誤読ですね! 石井 これは一例に過ぎませんが、もう誤読以前の問題なわけで、お葬式はなんのためにやるものなのか、母を亡くして兵十はどれほどの悲
![『ごんぎつね』を小学生が思ったように読まないのを「社会常識や人間的な感情への想像力が欠如」と整理するのは、私は嫌だな - 斗比主閲子の姑日記](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/46cd111ad7f9c037d8c2e2d98b38070f28fe47ab/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fcdn-ak.f.st-hatena.com%2Fimages%2Ffotolife%2Ft%2Ftopisyu%2F20220801%2F20220801044223.png)