タイベビールの醸造所責任者を務めるマディース・クーリー氏。1994年に設立された同醸造所があるパレスチナ自治区ヨルダン川西岸タイベ村で行われた恒例のオクトーバーフェストで(2022年9月2日撮影)。(c)AFP 【9月10日 AFP】中東で初の、そしておそらく唯一の女性ビール醸造家だと自負するマディース・クーリー(Madees Khoury)氏は、パレスチナ自治区ヨルダン川西岸(West Bank)にある小さなキリスト教の村タイベ(Taybeh)を世界的に有名にしたビールブランドを率いている。 タイベ醸造所は1994年に父親と叔父が立ち上げた。クーリー氏は当時9歳。そこから大きなビアだるに囲まれての生活が始まった。 2007年に米マサチューセッツ州ボストン(Boston)の大学を卒業した後は、タイベに戻って家業を学んだ。今では醸造所の責任者となり、この村で2005年から続いているビールの祭
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