「ユーモア欠乏症患者乙」といったレッテル貼りだけで論破した気になっている方々が多いので、 あえて「風刺」「ユーモア」「面白い/つまらない」といった言葉を使わずに解説いたします。 虚構新聞が書いた記事の見出しはこうでした。 「日本ユニセフ、寄付金の透明化へ」 これが「虚構」であるとするなら、記事の意味するところはこうなります。 「日本ユニセフは寄付金の透明化をするつもりがない」 一方、日本ユニセフが既に財務諸表を公開しており、一定の「透明化」を果たしていることは事実です。 「その程度では不十分だ」「公開された情報の中に怪しい数字がある」との批判もありますが、 「透明化をすべき」と「水準以上の透明化をすべき」とでは話が違ってきます。 少なくとも、日本ユニセフが財務状況の公開に消極的であるかのような表現は不当だと言えるでしょう。 よって、「日本ユニセフは寄付金の透明化をするつもりがない」とする記
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