サッカー李忠成が一石、迫られる在日政策の転換 【東京2日聯合ニュース】サッカーのアジアカップ決勝戦で決勝ゴールを決めた在日韓国人の李忠成(リ・タダナリ、サンフレッチェ広島所属)選手が自分のブログに書いた「僕にとって祖国は日本・韓国の二つです」という発言が在日コリアンの間で話題になっている。在日社会の意識変化を鮮明にみせているためだ。韓国政府の海外同胞政策もこうした変化を見逃してはならないとの声が出ている。 元プロ野球選手で野球評論家の張本勲氏は在日2世で、プロサッカー選手の朴康造(パク・カンジョ)選手や鄭大世(チョン・テセ)選手は在日3世、李忠成選手は在日4世になる。だが、日本で生まれ育った彼らの人生は自分が選択した国籍によって大きく変わった。 張本氏は韓国球界とも深くかかわった。サッカーの3選手は、朴康造選手が韓国代表、鄭大世選手が北朝鮮代表、李忠成選手が日本代表となった。 専門家による