こんなこと、どこにも書けないからここに書く。 結婚してから、気がついた。 警戒しなくていい男性との同居は、すごくラク。 子供の頃から、男性に注意しろと刷り込まれた。 周辺では、子供を狙った性犯罪も多く(それとなく噂になる)、 下着泥棒も覗きも多かった。 「下着を外に干すから」「風呂場で女が歌っていたら覗かれてもしょうがない」と、 被害は常に、被害者の不注意のせいとされた。 私もそれを当たり前だと思っていた。 父や男兄弟は、私を性的に見たことはない。 彼らの名誉のために言うが、皆無だ。 にも関わらず、私は父や男兄弟のことも、どことなく警戒していた。 いや、警戒とは、少し違う。 「この人は、その気になれば私をねじ伏せることができる。 それをされたとき、悪いは私なので、注意しなければならない」 と、常に頭の中にあった。 この意識は、今もある。 どんなに紳士的な男性に対しても、一定の警戒をしなけれ