女王様と待ち合わせをする。 プレイではない。普通に食事をしてお酒を飲む。 店から出ると女王様は言う。 「じゃあ、ATMに行こうか」 うなずき、ふたりで近くの銀行へと向かう。 股間が甘美に疼く。陰茎が隆起してくるのがわかる。 深夜近く。 ずらりと並んだ人気のない銀行のATMの前に女王様とふたり並んで立つ。 女王様から促され、僕はキャッシュカードを財布から取り出し、ATMに挿入する。ここから先、タッチパネルに触れるのは女王様の指だ。 女王様は『お引き出し』のボタンを選択する。 この段階ですでに僕の陰茎はガチガチに勃起している。 ATMの画面は暗証番号の入力を要求してくる。 女王様の指がタッチパネルの上を滑り、迷いなく4桁の暗証番号を入力していく。それを眺めながら僕は、亀頭の先からカウパーがにじみ出てくるのを感じている。 女王様に暗証番号を教えたのは僕自身だ。 先週、プレイの前に現金を下ろすため
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