■ 関連タグ 小杉和博 緩和ケア ****************************************************** 早期の緩和ケアは本当にいま必要なのか? 川崎市立井田病院 かわさき総合ケアセンター 緩和ケア内科 小杉和博 2016年7月8日 MRIC by 医療ガバナンス学会 発行 http://medg.jp 「緩和ケア病棟への紹介が遅い」、2003年に行われた緩和ケア病棟で亡くなられた患者の遺族調査で約半数(49%)がこう答えた。1) その要因として、終末期の話し合いが行われていなかったことが挙げられている。さらにその理由としては、患者、家族のみならず医療者も、「まだその時期ではない」と話し合いを避けていることが指摘された。緩和ケアは「命を脅かす病に関連する問題を早期に同定し対処する取り組み」であるとWHOが2002年に定義している。しかし、この結果は、
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