東京証券取引所は、株価の情報を配信するシステムにトラブルが発生しているため、1日終日、すべての銘柄の取り引きを停止すると発表しました。
性犯罪などをめぐって、自民党の杉田水脈衆議院議員が「女性はいくらでもうそをつける」と発言したとされる問題について、下村政務調査会長は杉田氏に対し、発言の真意が正確に伝わるよう丁寧な説明が必要だとして口頭で注意しました。 これについて下村政務調査会長が30日午後、党本部で杉田氏本人から事情を聴きました。 この中で杉田氏が「女性の蔑視を意図した発言はしていない」と説明したのに対し、下村氏は「一連の報道を招いたことは、今後の自由かったつな議論を萎縮させかねず、発言の真意が正確に伝わるよう、より丁寧に説明することが必要だ」と述べ、口頭で注意しました。 このあと、杉田氏は記者団に対し「『丁寧に、より真意が伝わる説明をするように』と注意を受けたので、今後はブログでしっかり書いていきたい」と述べ、その後の記者団からの質問には応じませんでした。 また下村氏は記者団に対し「発言があったとされる党の会合の責任
児童や生徒へのわいせつ行為などで処分された教員が過去最多となる中、保護者で作る団体が子どもへのわいせつ行為で教員免許を失効した場合は、免許を再取得できないよう求める5万4000人余りの署名を、28日、文部科学省に提出しました。 文部科学省の調査では、平成30年度に児童や生徒、同僚の教職員などに、わいせつ行為やセクシュアルハラスメントをしたとして、懲戒処分などを受けた公立学校の教員は282人に上り過去最多となっています。 こうした中、保護者で作る団体が28日、文部科学省を訪れ、子どもへのわいせつ行為で教員免許を失効した場合は、免許を再取得できないよう求める陳情をインターネット上で集めた5万4000人余りの署名とともに提出しました。 文部科学省によりますと、教員が懲戒免職処分を受けると、教員免許は失効したり、取り上げられたりしますが、3年たてば再取得が可能となっています。 団体の共同代表の郡司
財務省の決裁文書の改ざんに関与させられ自殺した近畿財務局の男性職員の妻が「真実が知りたい」として国などを訴えている裁判で、国側は25日、書面を提出し、妻が求めていた改ざんの経緯の詳細な説明について「回答する必要はない」と拒みました。 ことし7月に始まった裁判で、雅子さんは「目的は賠償金ではなく真実を知ることです」と訴え、国に対して赤木さんが改ざんの経緯をまとめたとされるファイルや誰の指示で不正に関与させられたのかなどを明らかにするよう求めていました。 これについて国側は回答期限の25日、裁判所に書面を提出し、「裁判上の原告の請求は賠償金の支払いを求めるものだ。その前提となる改ざんの経緯や内容などの事実についてはおおむね争いがないので、回答する必要はない」として拒みました。 こうした国側の姿勢について雅子さんの弁護士は「想定の範囲内だ」と話していて、来月14日の2回目の審理に向けて対応を検討
自民党の杉田水脈 衆議院議員が、党の会議で女性に対する暴力や性犯罪などに関連して「女性はいくらでもうそをつける」などと発言していたことがわかりました。 関係者によりますと、杉田水脈衆議院議員は質疑の中で、女性に対する暴力や性犯罪などに関連して「女性はいくらでもうそをつける」などと発言したということです。 杉田氏は会議のあと記者団に対し「そのようなことは言っていない」と発言を否定しました。 共産党の田村政策委員長は記者会見で「大変驚き、怒りを抑えられない。女性たちが安心して性被害について相談し、解決ができるよう政府の動きも始まっている時に、こうした発言が出てくるのは許しがたい。杉田議員は女性に蔑視的な発言を繰り返していて、なんら反省がないことのあらわれであり、自民党としてこのまま認めるのか問われている」と述べました。
去年の参議院選挙の前に、河井克行元法務大臣と妻の案里議員の政党支部が税金を原資とする政党助成金、合わせて1億2000万円を自民党本部から受け取っていたことが、25日、総務省が公表した報告書でわかりました。2人の政党支部は資金の使いみちについて買収事件で書類が押収されているため不明だとしています。 元法務大臣の河井克行被告(57)と妻で参議院議員の案里被告(47)は、去年の参議院選挙での買収の罪に問われ、資金の流れも捜査の焦点となってきました。 総務省が25日に公表した「政党交付金使途等報告書」によりますと、7月の選挙前に自民党本部が、案里議員が代表の「自民党広島県参議院選挙区第7支部」に対し、 ▽4月に1500万円、 ▽5月に3000万円、 ▽6月に3000万円を、 河井元大臣が代表の「自民党広島県第3選挙区支部」に対し、 ▽6月に4500万円を支出したことが記載されています。 国会議員に
「せんせい、みずをください」 消え入るような声で、たまたま通りかかった先生を呼び止めた13歳の女の子。 先生は水をあげることもできずに、女の子の手を握りしめることしかできませんでした。 数日後、女の子は、ひとり息を引き取りました。 (国際部・栄久庵耕児) 私(筆者)は東京で生まれ育ちました。 でも、幼少期を広島市で過ごした父は、私が小さなころから何度も、原爆で亡くなった、父の姉の話をしてくれました。 私の伯母にあたる彼女の名前は、栄久庵昌子(えくあん・ひろこ)。 13歳で亡くなりました。 会ったことはありませんが、親しみを込めて、ここではあえて「昌子さん」と呼びたいと思います。 今から75年前、広島市の山中高等女学校の2年生だった昌子さんは、空襲に備えて建物を取り壊す作業に加わり、炎天下の中で家の瓦の片づけをしていました。 しかし、そこから1キロほどしか離れていない場所に原爆が投下され、昌
アメリカのトランプ大統領は「大統領選挙の結果は、連邦最高裁判所で争われることになる」と述べ、郵便投票の集計などをめぐって法廷闘争になる可能性があるという認識を示し、大統領選挙の前に最高裁判事の指名と承認を行う必要があると強調しました。 しかし野党・民主党や、与党・共和党の一部は、選挙で選ばれる次の大統領が指名すべきだと反対しています。 これについてトランプ大統領は23日、民主党が利用を呼びかけている郵便投票が不正につながると改めて主張したうえで「民主党は詐欺を行おうとしていて、連邦最高裁で争われることになる」と述べ、郵便投票の集計など、選挙結果をめぐって法廷闘争になる可能性があるという認識を示しました。 そして「だからこそ、9人の判事がそろうのが非常に重要だ」と述べ、およそ40日後に迫った大統領選挙の前にみずからが判事を指名し、議会で承認する必要があると改めて強調しました。 トランプ大統領
ギネス世界記録で世界最高齢に認定されている福岡市の田中カ子さんが19日で117歳261日になり、国内の歴代最高齢の記録を更新しました。 福岡市の田中カ子さんは明治36年1月2日生まれで、19日で117歳261日になります。 厚生労働省によりますと、現在確認できる国内の歴代最高齢で、おととし亡くなった鹿児島県の田島ナビさんの記録を更新したということです。 福岡市内の高齢者施設で暮らす田中さんのもとには、19日午前、施設の職員を通じて福岡県の小川知事から祝い状と福岡県の伝統工芸、久留米かすりのひざかけが贈られました。 田中さんはひざかけを広げて好物の炭酸飲料を飲み、カメラに向かってピースサインやバンザイをしたり炭坑節を踊ったりして、元気な様子を見せていました。 田中さんは去年3月には「存命中の世界最高齢」としてギネス世界記録に認定されています。
今どきの暮らし、玄関からは「ピンポン」、台所から「ピーピー」、体温計が「ピピッ」…あちこちで電子音が知らせてくれます。でも、年齢を重ねて耳が遠くなったお年寄りや病気の人にとっては聞きづらい音もあり、ネット上ではそんな悩みの投稿が共感を集めています。新しいようでいて、でも以前からありそうなこの問題、どうして解決しないのでしょうか。 (ネットワーク報道部記者・斉藤直哉、高杉北斗、 SNSリサーチ・長野希美、李宰豪)
磁気治療器のオーナー商法などで多額の資金を集め、経営破綻した「ジャパンライフ」について、警視庁は配当の見込みがないのに顧客を勧誘して出資金をだまし取ったなどとして元会長らを18日にも詐欺の疑いで逮捕する方針を固めました。被害総額はおよそ2000億円に上るということで、警視庁が実態解明を進めています。 詐欺などの疑いが持たれているのは、経営破綻した健康器具販売会社「ジャパンライフ」の山口隆祥元会長(78)ら男女合わせて10数人です。 捜査関係者によりますと、山口元会長らは会社が大幅な債務超過に陥り配当の見込みがないのに、顧客を勧誘して出資金をだまし取った疑いなどがあるということです。 「ジャパンライフ」は、高いもので数百万円する磁気治療器のオーナーになれば、そのレンタル収入によって年に6%の高い配当金を得られるとうたい、高齢者を中心に出資を募っていました。 しかし、多額の負債があることを隠し
河野行政改革担当大臣は、縦割り行政の弊害に関する情報を投稿してもらおうとみずからのウェブサイトに設けた「行政改革目安箱」について、予想をはるかに超える数の意見が寄せられたことからいったん整理をしたいとして、新たな投稿の受付を一時停止しました。 菅総理大臣が重視する規制改革をめぐり、河野行政改革担当大臣は、17日午後、みずからのウェブサイトに、縦割り行政の弊害に関する情報を誰でも投稿できる「行政改革目安箱」を設けました。 ところが、予想をはるかに超える数の意見が寄せられたことからいったん整理をしたいとして、18日未明に新たな投稿の受付を一時停止しました。 河野大臣は、NHKの取材に対し、「目安箱の開設からおよそ9時間で、3000件ほどの投稿があり、すべてを読むためにも一時的に受付を停止した。内閣府のウェブサイトには以前から『規制改革ホットライン』が開設されているので、そちらも活用してほしい」
入れ墨のタトゥーの彫り師をしている男性が医師の免許がないのに客にタトゥーを入れたとして医師法違反の罪に問われた裁判で、最高裁判所は検察の上告を退ける決定をし、無罪が確定することになりました。タトゥーを入れるのに医師の免許は必要ないとする判決が確定します。 平成27年までに4回、医師の免許がないのに客にタトゥーを入れたとして医師法違反の罪に問われました。 1審の大阪地方裁判所はタトゥーを入れる行為が医療行為に当たると判断して罰金の有罪判決とした一方、2審の大阪高等裁判所は医療行為ではないとして1審を取り消し、逆転で無罪を言い渡しました。 検察が上告していたのに対し、最高裁判所第2小法廷の草野耕一裁判長は、17日までに退ける決定をし、無罪が確定することになりました。 決定では「タトゥーを入れる行為は、美術的な意義がある社会的な風俗として受け止められ、医療行為とは考えられてこなかった。医学とは質
東京都内の路上で20代の女性がわいせつな被害に遭い、近くの交番に駆け込みましたが警察官が不在で、追いかけてきた男に、さらにわいせつな行為をされていたことが分かりました。 男は逃走し、警視庁は「当時の状況について検証している」としています。 女性は走って逃げ、近くの南水元交番に駆け込みましたが、追いかけてきた男に交番の中で、さらにわいせつな行為をされたということです。 当時、交番に警察官は不在で、女性が抵抗すると男はその場から逃走したということです。 警視庁は防犯カメラの映像を分析するなどして、男の行方を捜査しています。 交番は、事件の対応や地域の巡回などで時間帯によって警察官がいないケースがあり、警視庁は「事件について捜査を進めるとともに、当時の状況について現在、検証しております」とコメントしています。 警察庁によりますと、交番には原則として2人以上で勤務することになっています。 かつては
15日から民間広告の掲載が始まった気象庁のホームページに、気象庁が定めた基準に違反するおそれのある不適切な広告が掲載されていたことが分かりました。気象庁は削除する対応を取っています。 しかし、気象庁によりますと、午後2時に広告の掲載を始めて以降、掲載基準に違反するおそれのある不適切なものが見つかり、運用を委託した事業者が該当する広告を削除する対応を取っているということです。 気象庁が定めたホームページの広告の掲載基準では、法律に違反したり事実と誤認したりするような不適切な内容を含むものは掲載できないとしていますが、NHKの取材では、掲載されていた広告の中には医薬品の広告表示に関する法律などに違反するおそれのあるものが複数確認されました。 こうした不適切な広告が掲載される懸念は以前から指摘され、気象庁の関田康雄長官は7月の会見で「国のホームページにふさわしくないような広告は最初から排除するル
16日に行う組閣人事で、自民党の菅新総裁は、みずからが重視するデジタル分野の担当として岸田派の平井卓也元科学技術担当大臣を再入閣させる意向を固めました。 自民党岸田派に所属しています。 大手広告会社勤務などを経て、平成12年の衆議院選挙で初当選したあと、国土交通副大臣や衆議院内閣委員長などを歴任しました。 平成30年に科学技術担当大臣として初入閣し、IT担当大臣も兼務しました。 平井氏はIT分野に詳しいことで知られ、インターネットを使った情報発信や選挙活動を党内で中心となって推進するとともに、党のデジタル社会推進特別委員長として、行政のデジタル化や5Gなど最新技術を活用した地方の活性化策などを盛り込んだ提言を取りまとめました。 平井氏はベンチャー企業の若手経営者など、民間人とも幅広い人脈を持つことで知られています。
公職選挙法違反の罪に問われ無罪を主張している河井克行前法務大臣が、15日開かれた裁判の後、弁護士全員を解任しました。 河井前大臣の裁判は、迅速な審理が求められる「百日裁判」で行われていますが、当面、開けなくなる可能性が出てきました。 15日は午前中、東京地方裁判所で8回目となる審理が開かれましたが、裁判の後、河井前大臣が弁護士の6人全員を解任しました。 弁護士によりますと、前大臣と接見した際に「申し訳ないけど解任させてください」と言われたということで、解任の理由は、裁判所に保釈を認められなかったことや、証人尋問が毎日続き、審理日程が見直されないと準備できないと不安を感じていたのではないかということです。 河井前大臣は選挙運動を取りしきる「総括主宰者」として起訴され、裁判は迅速な審理が求められる「百日裁判」で行われていて、これまで、おおむね週4日のペースで集中審理が開かれています。 16日以
14日から5年に一度の国勢調査が始まりましたが、調査員への支給品とみられるバッグが、フリーマーケットアプリに出品されていたことがわかりました。 総務省は、悪用されるおそれもあるとして注意を呼びかけています。 調査員は公募などで選ばれた非常勤の国家公務員で、総務省は今回、およそ60万人の調査員に調査員証や腕章、バッグなどを支給しています。 このうち、支給品とみられるバッグがフリーマーケットアプリの「メルカリ」に、出品されていたことがわかりました。 「国勢調査エコバッグ」として1000円で東京都内から出品され、すでに売却済みとなっていて、掲載された画像に写った青色のバッグには、「令和2年 国勢調査」「総務省統計局」という文字が記されています。 総務省によりますと、支給品のバッグに通し番号などは付いていませんが、調査が終わったあとはほかの支給品とともに市区町村に返却することになっていて、メルカリ
テニスの四大大会の1つ、全米オープンの女子シングルス決勝で、大坂なおみ選手がベラルーシの選手にセットカウント2対1のフルセットで逆転勝ちし、優勝した2018年の大会以来、2年ぶり2回目の優勝を果たしました。 試合は第1セット、大坂選手は第1ゲームで自身のサービスゲームをいきなりブレークされると、相手の精度の高いショットに苦しみ、このセットを1-6で落としました。 第2セットも相手に2ゲームを連取されますが、ここから大坂選手が粘りを見せて6-3で奪い返しました。 迎えた第3セットは、お互いのサービスゲームをブレークし合う展開となりますが、大坂選手が勝負どころで強気なショットを決めて押し切り、6-3で取りました。 大坂選手はセットカウント2対1のフルセットで逆転勝ちし、四大大会初優勝となったおととしの大会以来、2年ぶり2回目の優勝を果たしました。 大坂選手は今大会、人種差別に抗議するために、事
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く