タワーズペリンというアメリカ系の人事戦略コンサルティング会社が、世界16カ国で企業人の仕事に対する意欲についての調査をしています。約200問のアンケートから、仕事に対する意欲、その意欲を高める要因、離職しない理由、就職・転職先選びで求める条件、一般社員から見た管理職への評価などについて分析しています。 その中で「仕事に対する意欲」については、「非常に意欲的」「普通に意欲的」「意欲的でない」の3段階に結果を分類していますが、日本人は順に2%、57%、41%という結果になっています。つまり、「非常に意欲的」な人は日本にわずか2%しか存在しないわけです。世界平均は14%、他の主要国では、アメリカ21%、ドイツ15%、イギリス12%、韓国9%となっています。メキシコ40%、ブラジル31%とラテン系の国が非常に高いのが目立ちますが、なぜか同じラテン系のイタリアは7%です。日本は残念ながら最下位になっ