プライベートクラウドが潤沢なIT予算を持つ大規模組織向けのサービスと見なされる一方で、オープンソースはディスラプターとしての役割を果たし続けており、中小規模企業(や大規模企業の部署)にもこの分野で環境を構築する機会を提供している。クラウドコンピューティングのオープンソースプラットフォーム「OpenStack」がユーザーベースを拡大し続けており、マルチクラウドの取り組みへの移行を進める企業内でますます大きな役割を果たすようになっている。 こうしたことが、OpenStackの最新のコミュニティー調査で明らかになった。本調査によると、2017年に記録されたOpenStackのユニーク導入件数は前年比で95%増加したという。 OpenStackユーザーの間で、マルチクラウド統合に向かうトレンドが活発化している。約48%はほかのクラウドも利用しており、38%から増加しているという。OpenStack
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