Evans Dataが最近実施した調査では、中国やインドなどの新興IT諸国では、Ruby言語を使っている開発者の数は、北米や西欧に比べて2倍以上であることが示された。 Evans Dataの「Emerging Markets Development Survey」(閲覧には要登録)によると、中国、インドおよび中南米では、開発者の5人に1人以上が開発業務の一部でRubyを利用している。北米や西欧では、この割合は10%にすぎない。 Evans Dataによると、この調査は400人の開発者を対象としたもので、上記の3つの新興市場地域と東欧では、開発分野において先進諸国よりもRubyの利用に対する関心がはるかに高いことが分かったという。これらの地域では、同言語の将来についても楽観的な見方をしている。Rubyに関する楽観論は特にインドで強かったが、中国と中南米でも同言語の利用が盛んだったと同社は指摘