これまで数回にわたって紹介してきたのは、自社の製品やサービスに関する検索結果が、利用者にとっては1つのメディアとして機能しているというお話でした。検索結果をメディアとしてとらえた場合に多くの企業が懸念するのは、自社にとって重要なキーワードにおいて非常にネガティブな記事やクチコミ情報が検索結果の上位に表示されてしまう事態です。 「検索結果自体が1つの自社メディアとなっていることに気付いていますか?」というコラムで紹介したように、理想的な検索結果の1つの例は、1位に公式サイトが掲載され、2位以下の上位に比較的中立なニュースサイトの記事が掲載され、合わせて検索結果の上位に利用者のクチコミが表示されるものです。 ただ、利用者のクチコミ情報については、それがポジティブなものになるか、ネガティブなものになるかは、基本的にコントロールできません。「Google」をはじめ、被リンクの数をロジックに反映させ