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東日本大震災で避難所生活を送る人に対し、宮内庁は24日、皇室関連施設の那須御用邸(栃木県那須町)の浴場を提供し、皇居内の宮内庁病院にも患者を受け入れると発表した。御料牧場(栃木県高根沢町・芳賀町)は、卵や野菜などを提供するとしている。 同日記者会見した羽毛田信吾長官によると、天皇陛下から「ささやかでも宮内庁関連施設を役立ててもらえないか」と検討の指示を受けたという。 那須御用邸については、天皇陛下の静養中の随員が宿泊する「供奉(ぐぶ)員宿舎」の浴場を26日から那須町内に避難している人たちに利用してもらう。利用できるのは1日40人前後とみられ、その後も近隣自治体に避難している人たちの一部をバスで運び、温泉で心身を休めてもらう。栃木県から保健師を派遣してもらって健康相談窓口も開くという。 宮内庁病院は、東京都に避難している人のうち、安定はしているが常に病状を管理する必要があるお年寄りの患
「困難を分かち合いたい」陛下ご意向で御所も節電 宮内庁は14日、東日本大震災による東京電力の計画停電に合わせ、天皇、皇后両陛下がお住まいの皇居・御所でも電力の使用を一定時間、停止すると発表した。皇居のある千代田区は停電の対象外だが「困難を分かち合いたい」との両陛下の気持ちに沿った。 計画停電が続く間、電力消費量が大きい宮殿は、国事行為で使う場合を除いて閉鎖する。両陛下は現地での救助活動などに支障が出なくなった段階で、被災地入りしたいとの意向を示す一方、警備などの負担を避けるため、当面の間外出は控える。 4月28日に予定していた春の園遊会は中止する。災害による園遊会の中止は、阪神大震災があった1995年以来。
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