生活保護打ち切り 3自治体で 6月16日 12時49分 福島県の3つの自治体で生活保護を受けていたおよそ160世帯が、震災の義援金や原発事故の仮払い補償金を収入とみなされ、生活保護の支給が打ち切られていたことが分かりました。 厚生労働省は、震災の義援金や原発事故の仮払い補償金を受け取った生活保護の受給世帯の取り扱いについて、先月、各自治体に通知を出しました。それによりますと、受け取った金額が自立にかかる生活用品の購入費などを上回った場合、上回った分は収入とみなすとしていて、自治体の中には、こうした受給世帯への支給を打ち切るケースが出ています。この通知に従って、福島県南相馬市では、生活保護を受けている400世帯余りのうち、およそ150世帯について、今月から生活保護費の支給を打ち切ったということです。このほか、楢葉町の5世帯が避難先の自治体で生活保護の支給を打ち切られ、いわき市でも2世帯で支給