【カイロ前田英司】シリアのダマスカスに到着した国連停戦監視団の先遣隊は16日、現地での行動原則などについてシリア当局と協議し、活動を開始した。監視団の成否はアナン国連・アラブ連盟合同特使(前国連事務総長)の調停のカギを握るだけに、ファウジ特使報道官は監視団の行動の自由を求めた。反体制派によると、政府軍の攻撃は16日も続き、少なくとも12人が死亡するなど、流動的な情勢が続いている。 【クローズアップ2012】シリア調停、暗礁に 国際社会手詰まり アサド政権、基盤強固 ファウジ報道官は16日、「まずは活動本部を設置してシリア政府、反体制派の双方と接触する。監視団の役割は完全に理解してもらえるはずだ」との声明を発表した。報道官によると、15日夜に到着した先遣隊の第1陣は6人で、残る25人も数日内に現地入りする。 シリアのアサド政権は12日の停戦入り後、大規模な武力弾圧は控えている模様だが、
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