女性のイスラム教徒用の衣装「ニカブ」を身に着けた女性。仏パリ東部郊外のモントルイユで(2010年5月18日撮影、資料写真)。(c)AFP/FRED DUFOUR 【10月7日 AFP】フランスの裁判所は6日、イスラム過激派組織「イスラム国(IS)」系の戦闘員となった息子を支援する目的でシリアに3回渡航した女性に対し、テロリストの陰謀に関与した罪で禁錮10年の判決を言い渡した。 裁判所は判決理由として、クリスティーヌ・リビエール(Christine Riviere)被告(51)のジハード(聖戦)への「確かな関与」と、自身の息子を含む戦闘員の花嫁とするために多数のフランス人女性をシリアに渡航させるのを支援したためとしている。 禁錮10年はこの罪状に対する最高刑で、リビエール被告には7年間、仮釈放も認められない。 仏メディアでリビエール被告は、イスラム教に改宗した「聖戦の母」と呼ばれている。 リ