杉並区の財政を立て直した実績があるからこそ、山田宏氏には国家経営を語る資格がある 山田宏氏が杉並区長を退任したのは平成22年。5年以上も前なのでもう覚えている人は少ないかもしれません。 就任時900億円を超える借金(区債)を抱えていた杉並区の財政を10年で5分の一以下の165億円まで圧縮した手腕を持つ優れた政治家です。 今、日本は1千兆円を超える借金を抱えているといわれていますが、その解消は一向に進んでいません。 山田氏が財政再建を行った5年前も決して景気が良かったわけではありません。 ではどのようにしてそれを実現したのでしょうか? いかに抵抗を受けずに行政の無駄を省いて行けるかがポイント 地方行政でも国家経営でも財政を再建するためには、行政のスリム化し、民間の方がコストが安く効率が良いものは民間にゆだねていくことが基本です。 ところで公立の保育園でゼロ歳児の保育にどれくらいのコストがか