ジョー・ストラマーが晩年に、こよなく愛していたクンビア。レゲエにも相通じる、もっさりとした2拍子のビートを基調とした、この中南米産のダンス・ミュージックが、クラブ・シーンを中心に、今、にわかに注目を集めつつあります。今回の特集では、世界中に存在する未知なる音楽の数々を積極的に紹介する音楽ライター、大石 始氏をナヴィゲーターに迎え、中毒性の高い魅惑のダンス・ミュージック、クンビアの魅力に迫ってみたいと思います。 中南米一帯で聴かれている音楽にクンビアがある。その特徴は、シンプルでもっさりとした2拍子のビート。単調ではあるけれど、聴き続けるうちに妙な中毒症状が出てくる、そんなビートだ。中南米のスペイン語圏の国々ではこのクンビアが本当に大人気で、レゲトンやメレンゲ、サルサと同じようにそこいら中でかかっている。僕は昨年3ヵ月ほど南米を旅していたのだが、その時もそこいら中でイヤというほど耳にして、か
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