昨年の横手大会で割りばしを入れて投票する来場者=横手市提供 B級グルメの日本一を決める第5回B―1グランプリが18、19日に神奈川県厚木市で開かれる。優勝を決めるのは来場者が投票した割りばしの重さ。だが、大会の注目度が高まるにつれ、「不正投票」も指摘されるようになり、公平性の確保が問題になってきた。対策に追われる主催者は「当初の趣旨は町おこしだったのに」と過熱ぶりに戸惑っている。 B―1グランプリは、各地の町おこしグループらがつくる社団法人「愛Bリーグ」が、開催地の自治体らと実行委員会形式で主催。2006年の青森県八戸市での第1回大会から毎年開いている。 第1回は出展10団体、来場者は1万7千人だったが、年々人気が高まり、今回の厚木大会には、富良野オムカレー(北海道)や久留米やきとり(福岡県)など過去最多の46団体が参加の予定。首都圏での開催は初めてで、2日間で30万人の来場