富山の市電環状線化 セントラム 来月23日開業 富山市の森雅志市長と富山地方鉄道の川岸宏社長は25日、市役所で共同記者会見し、市中心部で環状線化される路面電車「セントラム」を12月23日に開業すると発表した。初日は一般向けの無料試乗会や車両の撮影会を予定。翌24日から通常ダイヤで運行する。 セントラムは、JR富山駅を発着点とし、反時計回りに総曲輪地区のグランドプラザ前などを経由して1周約20分で走る。午前6時11分の始発から午後10時10分の終電まで、平日は1日79本、休日は80本運行する。「昼間帯」(富山駅発午前9時〜午後7時半)は10分間隔、その他の時間帯は20分間隔のダイヤとなる。運賃は大人200円、小学生以下100円。既存の路面電車との乗り継ぎの際は、降車時に乗り継ぎ券を受け取れば乗り換え後の運賃は無料となる。 路面電車の環状線化は、中心市街地の活性化のほか、少子高齢化が