「図書館情報学を学ぶ」を立ち上げて、早二年が経過した。ブログを通じて、様々な人と知り合って図書館についての議論を交わすことができた。オフ会にも参加した。最近では、200usersを超えるはてブが付けられるという事件にも遭遇して、自分としてはブロガーとして一周を走りきったと思う。 ブロガーとしての自分を振り返ってみて感じたのは、意外にも「孤独」だった。もちろん、図書館系ブロガーの人々とはリアルでもネットでも頻繁に交流している。けれども、自分は何を目指して書くべきなのかを教えてくれる人はいなかった。ブログは「自由に書けるメディア」なのだから当たり前だ。これは自分で解決する問題なのだ。 以前、ARGカフェの質疑応答で、「ブロガーは、作者と編集者の一人二役を演じなければいけない」という趣旨の発言をしたことがある。本を書くときには、必ず編集者が作者について、あれこれアドバイスを与えてくれる。しかし、