レイティング、コメント付与、タグ付与、リコメンデーション(推薦)といった、Web 2.0の代表的な機能を有するOPACソフトウェアがどのくらいあるか、をベルギーの医学図書館員のグループが調査し、欧州医学・健康図書館会議で発表しました。この発表資料が、図書館情報学の主題リポジトリE-LISで公開されています。 この調査では、統合図書館システムの一部としてOPAC機能があるもの、OPAC機能のみのソフトウェア、コンテンツ・マネジメント・システムにOPAC機能をモジュール等で付加したもの、あわせて70のOPACソフトウェアが対象になっています。 ・次世代のOPACと呼べる機能を有しているOPACは34と約半数だった。 ・(上述の)Web 2.0の代表的な機能のいずれか1つでも搭載しているOPACは14(20%)であった。 ・この14のOPACのうち、統合図書館システムは6、OPAC独自ソフトウェ
![70種類のOPACソフトウェアのうち、“2.0”機能を有するのはいくつ?](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/7cab7903e416b2fdf7371adec7e411f5c8034d8a/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fcurrent.ndl.go.jp%2Fwp-content%2Fuploads%2F2022%2F09%2FOGP.png)