こんなふうに考えていたのか! 子どもたちは,道徳にまつわる問題をどのようにとらえているのでしょうか。子どものもつ道徳性の不思議さ,面白さを,発達的な観点から読み解いていきます。道徳性発達を舞台に繰り広げられる心理学者の知的探究,ここに開演。 目次 第1章 意図,それが問題だ 第2章 はじめにルールありき 第3章 道徳の中心で公平を叫ぶ 第4章 感情,このやっかいなもの 第5章 仲間意識の檻の中 第6章 権利権利で夜も眠れず 第7章 縦の糸は時間,横の糸は文化 著者 長谷川真里(はせがわ・まり) 2003年,お茶の水女子大学大学院博士後期課程修了,博士(人文科学)。現在,横浜市立大学国際総合科学部教授。 主要著作に,『言論の自由に関する社会的判断の発達』(風間書房,2004年),「社会科教育と社会認識の発達」(『児童心理学の進歩 55巻』金子書房,2016年)など。 はじめに――道徳を科学す
「LGBTのカップルのために税金を使うことに賛同が得られるものでしょうか。彼ら彼女らは子供を作らない、つまり『生産性』がないのですーー」 「『LGBT』支援の度が過ぎる」と題して、自民党の杉田水脈衆議院議員(比例・中国ブロック)が持論を展開した寄稿文が、批判を浴びている。 これを受けて、性的マイノリティを支援する全国団体「LGBT法連合会」は7月23日、声明を発表。 杉田議員の主張は事実誤認が多く、「困難を抱えている当事者に対して侮辱的・屈辱的とも取れる内容であり、許容することができない」と強く抗議した。 問題となった寄稿文は、月刊誌「新潮45」2018年8月号(新潮社)に掲載された「日本を不幸にする『朝日新聞』」という特集の一環。 「朝日新聞や毎日新聞といったリベラルなメディアはLGBTの権利を認め、彼らを支援する動きを報道することが好きなようですが、違和感を覚えざるをえません」と書き出
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く