対談 単行本 - エッセイ 【特別対談】岸政彦×花田菜々子〜出会い系サイトで会った70人に本を薦め続けた書店員が語る〈その場限り〉の切実さ 花田菜々子 2018.07.25 去る5月26日、大阪のスタンダードブックストア心斎橋店で、書店員の花田菜々子さんと社会学者の岸政彦さんによるトーク&サイン会「〈その場限り〉の切実さについて」が開催されました。花田さんが刊行した『出会い系サイトで70人と実際に会ってその人に合いそうな本をすすめまくった1年間のこと』(通称「であすす」)は発売直後からSNSを中心に口コミで評判が広がり続け、現在発行部数3万部を突破。「ダ・ヴィンチ」誌の「今月のプラチナ本」にも選ばれるなど、新聞、週刊誌などでも話題となり、「まさかの感動を味わった」「一歩踏み出す勇気をもらえた」と大きな注目を集めています。お二人が語る、他者との出会いとそのかけがえのなさとは……? *** 岸
LGBT支援は行き過ぎか[ロンドン発]何かと問題発言を繰り返す自民党の杉田水脈(みお)衆院議員(比例中国ブロック)が月刊誌「新潮45」の特集「日本を不幸にする『朝日新聞』」に「『LGBT』支援の度が過ぎる」と題して寄稿し、激しく炎上しています。 「LGBTのカップルのために税金を使うことに賛同が得られるものでしょうか。彼ら彼女らは子供を作らない、つまり『生産性』がないのです」という全く根拠のない極論を展開し、人権意識の欠如をさらけ出してしまいました。 LGBTはレズビアン(女性同性愛者)、ゲイ(男性同性愛者)、バイセクシュアル(両性愛者)、トランスジェンダー(出生時に診断された性と、自認する性の不一致)の頭文字をとった総称です(知恵蔵miniより)。 支援団体「性的指向および性自認等により困難を抱えている当事者等に対する法整備のための全国連合会」(LGBT法連合会)が挙げる杉田論文の問題箇
音楽文化を取り巻く環境についてフォーカスし、キーパーソンに今後のあり方を聞くインタビューシリーズ。第9回目に登場するのは、BUMP OF CHICKEN、サカナクション、KANA-BOONのマネージメントをはじめ、バンドオーディション『MASH A&R』でもたくさんのバンドの発掘を行ってきたほか、HIPLAND MUSIC CORPORATION代表取締役専務執行役員の野村達矢氏。 今回リアルサウンドでは、クリエイティブ・ディビジョン「INT」の立ち上げなど、従来のマネジメント会社に止まらない戦略を打ち出す野村氏に、先日『関ジャム 完全燃SHOW』で特集も組まれた「チーム・サカナクション」を中心に話を聞いた。(編集部) “サラウンドライブ”誕生のきっかけ ――野村さんは、BUMP OF CHICKENやサカナクションなど、様々なアーティストを世に送り出されていますが、今回はサカナクションを
「ニートでも幸せに生きることはできる」。お金がなくても無理なく、楽しく暮らすための生き方と考え方をつづった『ニートの歩き方』(技術評論社)。2012年に発売され、いまなお多くの人に読まれている本です。著者の生き方に共感した読者からは、「ホッとした」「安心した」などの感想が寄せられ、ニートのバイブルになっています。 この本を書いたのは、ブロガーのpha(ファ)さん(39)。西の名門・京都大学を卒業後、大阪で大学職員になりますが、3年で退職。その後10年以上、定職には就かず、シェアハウスの運営や書籍の執筆などをして暮らしてきました。そんなphaさんの生き方に共感する人が多いのはなぜなのか。その実像に迫ります。 自由気ままに暮らすことの魅力 phaさんの朝は早いです。毎日7時に起きて朝ご飯を食べます。しかし、9時ごろに二度寝して、また昼ごろに起きるという生活を続けています。 「いまは特にやりたい
エッセイ集『いっぴき』(ちくま文庫)も絶好調の作家・作詞家の高橋久美子さんの新しい連載エッセイがスタートします! 彼女にしか紡ぐことのできない言葉たちで、日々の生活を鮮やかに描きます。〈作家・高橋久美子〉の新しいスタートを告げる連載です。毎月第4水曜日の更新になります。 私の実家は、自他ともに認める「うなぎの寝床」だ。とにかく細長い。住んでいたときは何とも思わなかったけれど、上京後、久々に帰省した実家はうなぎの代官屋敷だった。南北へ歩いても歩いても壁にあたらない。当時十六平米の鳥かごに住んでいた人間としては、とても同じ国のこととは思えなかった。 父と母の結婚式のご祝儀で作ったという石の外壁、その上に規則正しく剪定された植木、石段を数段上って松の木のアーチをくぐると、両開きの立派な玄関が現れる。一瞬、私お嬢だったのか? と勘違いするが、この玄関はお客さん用で我々は殆ど入ったことがない。少し歩
佐藤千亜妃 1st E.P. 『SickSickSickSick』 2018.07.25 Relese UPCH-20490 ¥1,600(+tax) 収録曲: 1.SickSickSickSick 2.Summer Gate 3.Signal 4.Bedtime Eyes 5.Prologue 【Music Video Staff】 Director : Tomokazu Yamada Camera : Keisuke Imamura Light : Tatsuya Hirayama Assistant Director : Kotatsu Takahashi DIT : Hiroshi Tanaka Camera Assist : Kasumi Akito, Takaya Yamaguchi, Keisuke Murata Light Assist : Moto
合言葉は、「未来はいいから希望を語れ」。雑誌『WIRED』日本版の編集長として活躍後、コンテンツレーベルであるblkswn publishersを設立。初の著作『さよなら未来 エディターズ・クロニクル2010-2017』も話題の若林恵が、この2018年、新たな対話型のイベント『trialog Partnered with Sony』を開始した。 若林とゲストの3人による対話を行うこのトークシリーズ。3月にテクノロジーやアートの最先端が集う世界最大規模のフェスティバル『SXSW 2018』で行われたvol.0を皮切りに、「融解するゲーム・物語るモーション」をテーマにした6月のvol.1を経て、この7月28日にはvol.2「ヴィジョナリー・ミレニアルズ」を開催。ロシアや中国から写真家やパプリッシャーを招き、若き20~30代のミレニアルズと語り合うという。 一見テクノロジーを主題にしているように
イヤホン、ヘッドホンのプロフェッショナル集団「e☆イヤホン」とオーディオメーカー「ALPEX」が一から共同で作り上げたこちら。 音を奏でる上で非常に重要な振動板に、ダイヤモンドよりも硬いグラフェン素材をコーティング。 振動を制御し歪みのないクリアな音像と、締まりのある低音再生を実現しています。また、ハイレゾ音源も再生可能。 2000円台で高解像度を追求をテーマに作られただけ、高音と中音がかなりクリアに聴こえます。 この値段でこの音質は満足度が高いはず! それに、 今までのイヤホンにはあまり見られない上品なカラーとバリエーションが嬉しいです。 「初めてのイヤホンで、普段聴いている音楽で、新しい感動を体験してほしい」 という想いで制作されたこちらのイヤホンは、純正のイヤホンの次に買ってみるイヤホンにおススメです! ネットショップは こちら 音を余すことなく再生する表現力で新たな世界が広がる!
監督・脚本・編集:上田慎一郎 出演:濱津隆之 真魚 しゅはまはるみ 長屋和彰 細井学 市原洋 山﨑俊太郎 大沢真一郎 竹原芳子 浅森咲希奈 吉田美紀 合田純奈 秋山ゆずき 撮影:曽根剛|録音:古茂田耕吉|助監督:中泉裕矢|特殊造形・メイク:下畑和秀|ヘアメイク:平林純子|制作:吉田幸之助|主題歌「Keep Rolling」/歌:謙遜ラヴァーズ feat. 山本真由美|音楽:鈴木伸宏&伊藤翔磨 永井カイル|アソシエイトプロデューサー:児玉健太郎 牟田浩二|プロデューサー:市橋浩治 96分/16:9/2017年 海外タイトル「ONE CUT OF THE DEAD」 【製作】ENBUゼミナール 【配給】アスミック・エース=ENBUゼミナール
ハフポスト日本版ニュースエディター。 関心分野は医療、介護、性について、選択的夫婦別姓、動物など。あとアニメとマンガが好き。
Creating the possibilities of humans and society, Like sports. CEO Dai Tamesue 人間と社会の可能性を拓く、 スポーツのように。 タイムというはっきりとした結果が出る競技を追求しながら、人間の限界はどこにあるのだろうかと考え続けてきました。伸び悩んだり、重圧に苦しんだりする中で、限界は自分自身の思い込みが作っているのではないかと、そう思うようになりました。 社会を見渡せばそんな出来事が溢れています。思い込みによって制約がかかり可能性が狭まっている。自分がスポーツと向き合ってきた方法が、人間と社会の可能性を拓く上で活かせるのではないかと思い、会社を始めました。 私は「スポーツとは身体と環境の間で遊ぶこと」だと定義しています。遊びには計画も、義務もありません。面白いから行われる自由な活動です。そんな「遊ぶ」という感覚が
フミナーズ編集部です。 日頃よりご愛読いただきまして、誠にありがとうございます。 睡眠情報メディア・フミナーズは、2019年6月7日をもちましてサイトを閉鎖致しました。 フミナーズは、「睡眠を通して、今より豊かな生活を」をコンセプトに、2015年3月のオープン以降、多くの医師や専門家の方々にご協力いただきながら、いろんな「眠れない」を抱える人たち(=フミナーズ)に寄り添い、自分らしい「眠り」との付き合い方を提案してきました。 公開された記事の本数は1,000近くにおよび、2018年1月には、単月650万PV、400万UUを達成。睡眠関連のメディアとしては国内最大級のサイトとなり、多くの皆様から愛される媒体となることができました。 編集部一同、これまでたくさんの記事を通して、皆様からの温かいコメントを励みに尽力することができました。ご愛読いただいていた皆様には、多大なご迷惑をおかけしますこと
連日の危険な暑さが続くことし、自宅にエアコンが設置されているにも関わらず、それを使わないで高齢者が熱中症で死亡するケースが相次いでいます。ネットでは「高齢の親はエアコン嫌い。めったにつけない」といった声が。命の危険にもつながるこうした状況をいったいどうすればいいのか、探りました。(ネットワーク報道部記者 後藤岳彦 大窪奈緒子 田辺幹夫 大分局記者 佐々木森里) 7月23日、三重県松阪市の住宅で倒れた80代の女性。病院に運ばれましたが、熱中症で死亡しました。 救急隊員が家族から話を聞くと、死亡した女性は、ふだんからエアコンや扇風機を使っておらず、搬送された時も、冷房は使われていなかったということです。 ことし、こうした家にある冷房を使わないで、高齢者が熱中症で死亡するケースが相次いでいます。 「高齢者が冷房を使わない」という声は、SNSにも相次いでいて、例えばツイッターには、「高齢の親と同じ
それは、親こそが子どもを教育する「第一義的責任」を負っているにもかかわらず、今の親はその責任をちゃんと果たしていないと考えられているからである。 その背景・要因には、「都市化」「核家族化」「少子化」「地域の人間関係の希薄化」があるとされる。 そうした現象によって、家庭教育が「困難」になり、家庭の「教育力」や「教育機能」が低下しているから、「社会総がかり」で家庭教育を支援しなければならないというのである。 しかし実は、家庭の教育力低下の最大の要因とされる「核家族化」は、子どものいる家庭ではそれほど進んでいない(参照「『核家族化が進んでいる』は本当か? データから徹底検証」)。 少子化についても、きょうだい数は出生率ほどには減少しておらず、高度経済成長期以来、2人か3人きょうだいが7〜8割を占める。 また、2000年前後に少年犯罪の「凶悪化」論が広がり、家庭にその原因があるとされたが、少年犯罪
「セブン-イレブン」が先週開始するはずだった生ビールのテスト販売を急遽中止した。中止理由は定かではないが、この取り組みのニュース自体は非常に興味深いものである。同チェーンがレギュラーコーヒーで起こしたのと同等のイノベーションを、今後は生ビールに関しても実現するのではないかと予感させたからだ。 CVSの利用動機を変えたカウンターコーヒー セブンカフェ 「セブン-イレブン」は2013年1月に「SEVEN CAFÉ」(セブンカフェ)を発売し、翌2014年秋にリニューアルした。これは、レギュラーコーヒーの買い方のチャネル変革だった。 それより5年前の2008年、私は以前勤めていた某コンビニエンスストア(以下CVS)チェーンでカウンターコーヒーを「セブン-イレブン」に先駆けて全店導入を実現した。抽出したコーヒーをポットに用意しておいて、お客様に注いでもらう方式だった。 テストとして一部店舗で先行販売
単行本になりました 信田さよ子『〈性〉なる家族』 定価:本体1,700円+税 2018年をセクハラ元年と位置付けることができるだろうと前回述べたが、正式にはセクハラ30年と呼ぶべきだというご意見が読者から寄せられた。たしかに1989年の流行語大賞を獲得したのが幕開けだったと思う。それらは女性団体「三多摩の会」などや弁護士や研究者など、いわゆる専門家によって先鞭をつけられた。しかし、30年後の#MeToo運動は、被害当事者からの告発や発言が原動力となったことが決定的に異なる点だ。それに刺激されたのか『現代思想』(2018年7月号、青土社)が「性暴力=セクハラ――フェミニズムとMeToo」特集を組み、『アディクションと家族』(日本嗜癖行動学会誌 第33巻2号)が「性暴力――被害と加害をめぐって」を特集している。 異なると書いたが、正確ではない。あらゆる女性運動は、専門家であろうとなかろうと、女
「『LGBT』支援なんかいらない」と題した2016年11月号の寄稿では、渋谷区、世田谷区、宝塚市で当時整備が進んでいた同性パートナーシップ制度をはじめとする「LGBT支援策」は不要だと考える理由を列挙している。 そのうちの一つが、今回も批判が集中した「LGBTは生産性がない」という主張だ。 渋谷区の(同性パートナーシップ)条例案では男女同権とこの(同性婚やパートナーシップの)問題を同列に扱っていました。そのこと自体に違和感があります。が、敢えて同根の問題として扱えというのであれば、まず、差別と区別は違うということです。 (中略)男性に向かって「子供を産みなさい」と言っても無理です。この事実がある以上、子供を産み育てるという場面において、いくら男女を平等に扱おうとしてもできないわけです。そこには物理的に無理なことがたくさん存在します。これは差別ではなく区別です。 国や自治体が少子化対策や子育
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く