那覇市久茂地の美栄橋公園(通称・三角公園)がリニューアルされた。敷地内に人工芝を敷き、「名護さくらの会」が寄贈したヒカンザクラ16本を植樹した。沖縄県はリゾート地として、緑あふれるイメージで訪れる観光客も多くいると思われるが、意外と那覇市は緑が少ないと言われている。 ゆいレールに合わせて取り組んだビル屋上の緑化運動も、いつの間にか忘れられたかのように、今では中途半端のままで景観を損なうような屋上もある。よく沖縄はハワイと比較されることが多いが、那覇は「ガーデン・シティー」と呼ばれるシンガポールの緑化政策を学んではどうだろうか。例えば、シンガポールでは、ビルの屋上・壁面の緑化費用はその50%を政府が助成金で賄っており、ビルの緑化はヒートアイランド現象の緩和にも役立っており、清潔で安全なグリーンシティーとして世界中からの観光客を魅了している。 その助成金は観光県として新たに「美ら島税(入島税)