リクルートは、今年で創業55年を迎えました。そんな長い歴史があるにもかかわらず、これまでに定年退職をした社員は、ほんの数人しかいません。 実際、多くの社員がリクルートをキャリアの通過点と位置付けて入社してきます。ただし、入社時点で、全員がどこでも通用するというほど優秀な人材ではありません。私は1985年にリクルートに入社しましたが、同期はごく普通の若者たちばかりでした。その後、彼らはざまざまな業界で活躍しています。 なぜ、普通の若者たちが、「どこでも通用する人材」へと成長できるのか。その秘密が、リクルートの社内を飛び交う数多くの「口ぐせ」にあると私は考えています。実は、社内を飛び交う口ぐせの一つひとつに、ビジネスパーソンとして成長するための「学び」が隠されているのです。 今回は、そんなリクルートに存在する数多くの口ぐせの中から3つをご紹介したいと思います。 ツライ目標を確実に達成するための