「お茶が体にいい」のは抗酸化物質のおかげ 私たちが呼吸で酸素を取り入れると、体内で「活性酸素」がつくられます。基本的な酸素よりも酸化する力が強いものが活性酸素です。 この活性酸素は、酸素が化学的に活性化された不安定な物質の一群のことをいい、一般的に強い酸化力をもっています。 代表的なものに、スーパーオキシドラジカルやヒドロキシルラジカル、過酸化水素、一重項酸素があります。 また「抗酸化」とは、活性酸素をなくす働きです。そのような働きをする物質を抗酸化物質といいます。 「お茶が体によい」といわれるのは、お茶の中のカテキンというポリフェノールが抗酸化物質であることが大きな理由です。 ポリフェノール以外にも、ベータカロテン、ビタミンCやビタミンEなどが抗酸化物質の代表例です。 ベータカロテンとは、ニンジンやカボチャなど緑黄色野菜に含まれる抗酸化物質で、体内で必要に応じてビタミンAになります。
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