2014年に尊厳死を選択したブリタニー・メイナードさん(2013年撮影、2014年10月30日提供)。(c)AFP/COMPASSION & CHOICES/WWW.THEBRITTNAYFUND.ORG 【9月11日 AFP】米カリフォルニア(California)州の下院議会で9日、安楽死をめぐる法案が承認された。同州は近く、米国で安楽死が認められる6番目の州となる見込み。同国で賛否両論を呼んでいる安楽死問題をめぐっては、末期がんの女性が昨年、尊厳死を選択したことで大きな注目を集めていた。 安楽死法案の支持者の一人、ビル・モニング(Bill Monning)州議会上院議員は、「末期の疾患を患いながら、自身の個人的信念に基づいて人生最後の日々の生活の質(クオリティー・オブ・ライフ、QOL)を決定する選択肢について議会に期待を寄せてきたカリフォルニア州住民にとっては、歴史的な前進だ」と語っ