パレスチナ自治区ガザ地区で人質になっているイスラエル人の解放を求めるデモの参加者/Jack Guez/AFP/Getty Images (CNN) パレスチナ自治区ガザ地区で人質になっているイスラエル人の家族団体「人質・行方不明者家族フォーラム」は31日、一般市民に改めて抗議行動を呼び掛ける声明を出した。 イスラエルでは同日、ネタニヤフ首相に対し、ガザ地区での停戦・人質解放交渉の成立を求める数千人規模のデモが、各地で展開された。 イスラエル軍はこの日、ガザ地区での戦闘で新たに数人の遺体が見つかったと発表した。人質の遺体が含まれていたかどうかには言及せず、市民に向けてうわさを広めないよう呼び掛けたが、さらなる人質の死亡が確認されたと受け取る見方も強く、政府への抗議に拍車がかかっている。 人質・行方不明者家族フォーラムは声明で、「ネタニヤフ氏が人質を見捨てたことは、もはや事実になった」と主張。