又吉直樹さんの『夜を乗り越える』という新書を読みました。又吉直樹さんというと『火花』で芥川賞を受賞 した芸人さんということは知っていましたが、『火花』自体は読んだことがありませんでした。ただ、又吉さんも太宰治が好きということを知ったので、何とはなしに「なぜ本を読むのか?」という帯に惹かれて、この読書について書かれた話を読んでみることにしました。 又吉さんの読書歴や執筆の経緯、それから「なぜ本を読むのか―ほんの魅力」についても、きちんと答えていらっしゃいます。又吉さんにとって読書とは「感覚の確認と発見」だそうです。「感覚の確認」とは、普段から感じていること(でもうまく言葉にできないこと)を的確に表現されたときに感じる「共感」。本を読んだときに、私も同じことを考えていた、私と似ている…なんて思っちゃうのは、おそらく「共感」ですよね。これは私も本を読んでいてよく感じますし、わかるわかると思えた本
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