・まず RCSとはなんなのでしょう? RCS(Revision Control System) とは、プログラム開発やドキュメント作成の際の バージョン(Revision)管理や変更履歴の管理をしてくれるツールです。 また複数人での共同開発の際、同じファイルを違う人が同時に変更してしまうなどの コンフリクトを回避してくれます。本講座では UNIX マシンを想定していますが、 MS-DOS など他の OS でもそのまま活用できます。 ・では、準備です ワークディレクトリ(プログラムやドキュメントを書いているディレクトリ)で % mkdir RCS として RCS/ というディレクトリを掘りましょう。 これで、RCS を使う準備はすべて整いました。 ・今作った RCS ディレクトリへの登録のし方 ワークディレクトリに、作成中のファイル unya.c があるとしましょう。 % ls -F