大日本印刷と主婦の友社は2009年5月8日、業務・資本提携に合意したと発表した。主婦の友社の経営基盤を安定させる狙いがあり、大日本印刷はその株式を新たに取得して39%を保有する。今回の提携で、書籍と電子出版の効率的な組み合わせを進めるなどの事業拡大に共同で取り組むという。 主婦の友社は08年に看板雑誌「主婦の友」を休刊。経営基盤の強化が急務となり、新しいビジネスのパートナーを探していた。ただ、大日本印刷では、主婦の友社の独自性を尊重するとしており、従業員の雇用についても変更はないという。
――この手紙を、どうやって書き始めるべきか、解答の見つからないままとりあえず書き始めています。そもそも、「伊藤計劃くん」と書くべきか「さん」と書くべきか、あるいは「君」と呼んだらいいのか「貴方」と呼ぶべきなのか、それさえも最後まで迷っていましたし、今でも迷っています。 ひとつだけ確かだったのは、僕はこの手紙をきみの四十九日が明けてから書くのだ、ということでした。最初にきみの訃報を(あのあまりにも速くて便利すぎるtwitterを経由して)知った時、僕は本当に言葉を失いました。こうして書いてしまえば、それはあまりにも陳腐で紋切り型の表現なのですが、しかし事実は事実なのですし、いずれにしても僕はその後も自分自身のたいそう陳腐で紋切り型の言動に直面することになるのですから、今さら取り繕うのは無駄なことです。この点については、きみの赦しを請う以外にありません。 僕がきみ宛の手紙で書こうと決めたことは
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