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ブックマーク / nobolith-ranobe.hatenablog.com (6)

  • 打ち切りは何を「打ち」、何を「切って」いるのか? - とあるラノベ編集の備忘録

    2013-05-30 打ち切りは何を「打ち」、何を「切って」いるのか? こんばんは。ラノベ編集nobolithの今日のメモです。 今日は不吉な言葉、打ち切りについて。 打ち切りはなぜ、何のための生じるのか、というお話。 photo credit: woodleywonderworks via photopin cc ところで打ち切りという言葉は「打つ」と「切る」という二語からできています。 打つとはすなわち「手打ち」。 関係者同士が折り合いをつけ、ちょうどいいところで話を終わりにすることです。 では打ち切りの「切り」とは……? 一体何を切っているのでしょうか。 作家生命? 企画の続き? 売れ残ったの断裁のこと?  結論から言えば、読者を切っているのです。 そもそも打ち切りとは。 それ以上シリーズの刊行を続けても利益が見込めない。それどころか、むしろ不利益が拡大するに違いないという推測がな

  • そのライトノベルはパズドラより面白いか? - とあるラノベ編集の備忘録

    2013-05-04 そのライトノベルはパズドラより面白いか? こんばんは。ラノベ編集nobolithの今日のメモを始めます。 今回も太字だけ読めばだいたい分かった気になれるメモです。 いやしかし。前回の記事が予想を大きく上回る反響をいただきましてびっくりしている今日この頃。はてなブックマークのホットエントリにも掲載されていたのは後になって知りました。ますますびっくり。新人賞に関するネタが喜ばれたのか、それとも魅力的な主人公像が潜在的に求められていたのかどうかは判断つけにくいところ。ともあれ話をまるっと切りかえて。 今日は娯楽としてのライトノベルがもつ課題について。 またはライトノベル一冊の対価として読者から何をいただいているかという話。 ライトノベルとは何か?を定義するのはなかなか難しいことです。ただ、ライトノベルとは広い意味での娯楽を提供するものであると言い方はそう間違っていないのでは

    nunnnunn
    nunnnunn 2013/05/04
    モバマスクラスタ見てるー?
  • ライトノベル新人賞にはシリーズ4作目を応募してみるつもりで - とあるラノベ編集の備忘録

    2013-04-30 ライトノベル新人賞にはシリーズ4作目を応募してみるつもりで こんばんは。ラノベ編集nobolithの今日のメモを始めます。 週に一回も記事を書いていない開店休業状態ですが、思いついたことを記録しておいてちょっと未来の自分が読み返したときに苦笑いできればそれでいいので今後もこんな感じが続きます。太字のところだけ読めばだいたい分かる仕様で。 ということで今日はライトノベル新人賞について。 攻略法というほどではありません。心構えみたいなようなもの。 新人賞投稿作というと、多くの場合、主人公とヒロインの出会いを描くところから物語が出発します。当にこのパターンが多いです。世の中のライトノベル第一巻のほとんどがそうだし、投稿作は続刊前提のシリーズ第一巻であるべしという不文律もあるくらいなので、あたりまえといえばあたりまえですが。 でも、それ以外の方法って当にないのでしょうか。

    nunnnunn
    nunnnunn 2013/04/30
    これはよく思う
  • 【図解】出版業におけるヒットとはどういうことか、図で表してみた。 - とあるラノベ編集の備忘録

    2013-04-22 【図解】出版業におけるヒットとはどういうことか、図で表してみた。 こんばんは。ラノベ編集nobolithの今日のメモを始めます。 前回は、ライトノベル編集者とは一体何者で、なにをする人なのかを書きました。 ・読み書き、会話。これだけできればなんとかなる仕事。 ・誰にでもできることの組み合わせで担当作をヒットをさせる人。 では、ヒットとは一体なにか? それを今回はメモしていきます。結論から言うと、 マーケットという仮想の平面上にあるオーディエンス、クリエイター、インフルエンサーの三点を結んでできた三角形の領域に、コンテンツを投射して命中させた状態。 のことです。 ではまず、仮想の平面:マーケットとは。 これです。 この広大無辺の平面に、読者も作家も出版社も書店も取次も無数の小さな点となってひしめきあっている、というのが私が考えるマーケットのイメージです。 そして そのな

  • ライトノベル編集者なんて誰にでもできる【ラノベの仕事】 - とあるラノベ編集の備忘録

    2013-04-18 ライトノベル編集者なんて誰にでもできる【ラノベの仕事】 こんばんは。ラノベ編集nobolithの今日のメモを始めます。 はじめですので、自己紹介がてら今回から数回に分けて、ライトノベル編集者の仕事のことを書いてみようかと思います。私が知る範囲、私が考える範囲のことだけですが、もしご興味があれば読んでやってください。 さて、ライトノベル編集者って一体何者なんでしょうか。 表題にも書いてありますが、実はライトノベル編集の仕事は誰にでもできるんです。 特別な資質はなにもいりません。文字の読み書き。人との会話。これさえ満たせば誰にでもできます。特別な何者ではない、替えのきく、誰にでもできる仕事です。 ちなみに 「作家は新人が次から次に生まれるので替えがきくが、編集者は簡単に首切られない」 というのは大きな誤解です。 当の意味でのクリエイターは絶対に替えなど効きません。 むし

  • ラノベ編集がこっそりブログをはじめたようです。 - とあるラノベ編集の備忘録

    2013-04-15 ラノベ編集がこっそりブログをはじめたようです。 ライトノベル はじめまして。 ここは私ことNobolithがライトノベル編集にかかわる日々の記録を残す個人的なブログです。 考えたこと、思ったこと、見聞きしたことなど、あとで自分で読み返して楽しむために書いていきます。 なお、書いてあることはあくまでも個人の見解であり、特定のレーベルの意見を代弁するものではありません。 更新頻度は不定期。なるべく月に一度くらいは書くようにしたいです。 よろしくお願いします。 nobolith_kun 2013-04-15 02:00 コメントを書く 次の記事

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