長友、圧倒的運動量で存在感…キリン杯 後半44分、エスティガリビアにスライディングタックルを受けた長友(上) ◆キリンカップサッカー2008 日本0―0パラグアイ(27日・埼玉スタジアム) F東京DF長友佑都(21)は初戦のコートジボワール戦(24日・豊田ス)に続き、左サイドバックとして2試合連続の先発フル出場を果たした。 日本の左サイドが躍動した。国際Aマッチ出場2試合目。170センチの身長は現代表で最も低く、年齢も先発メンバーで最年少の21歳。しかし、長友はそんなデータをものともしなかった。機を見ての攻撃参加。守備でも当たり負けせず、キリン杯2戦連続無失点に貢献した。「フィジカル、1対1、スピード。世界というか、代表でもやれるという自信はついた」という新星が、短期間で主力の座にのし上がった。 シュート、クロスなど見せ場を作ったコートジボワール戦に比べ、この日は攻撃面での連係に苦しんだ。