東日本交通(岩泉町)は1日から、廃線となるJR岩泉線に代わる路線バス「岩泉茂市線」の運行を始める。これまで運行してきた代行バスよりルートを延長し、停留所も増設。フリー乗降区間を設けて利便性向上を図る。 運行ルートはJR茂市駅から岩泉病院まで。終点を岩泉駅から同病院まで延伸した。伏屋(ふしや)から大川集落中心部のサンパワーおおかわまでの路線も延長する。 停留所は町民バスなどと共同利用し、全31カ所。押角(おしかど)、岩泉駅を廃止し▽宇津野▽平井▽サンパワーおおかわ▽町民会館・図書館前―を新設する。宇津野から浅内(あさない)までの区間はフリー乗降区間とし、停留所がない場所でも乗降できるよう利用者の利便性を高める。現行と同じく1日8便を運行。料金は普通運賃が190~760円。