花巻市の上町家守舎(小友康広代表取締役)は18、19の両日、同市上町のマルカンビル大食堂で招待客限定レセプションを開き、20日正午からの通常営業再開へ最終準備に入った。18日はクラウドファンディングなどの高額寄付者ら、19日は地域住民らを迎え6階大食堂を試験営業。昨年6月7日に43年間の歴史に幕を下ろした大食堂は存続を願った市民の熱いアンコールに応え、いよいよ復活の時を迎える。 18日のレセプションはフロアに整然と約580席が並び、5万円以上の寄付者ら招待客約180人を出迎えた。小友代表取締役は「皆さんが大食堂存続のために動いてくれて今がある。10年後も皆さんの笑顔があふれる場であることがプロジェクトの目標であり通過点。ビルは耐震補強であと20年は使える。一緒に大食堂をつくっていきたい」とあいさつ。「マルカンパーイ」の掛け声で乾杯した。 箸で食べる高さ25センチのソフトクリーム、ナポリかつ