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ブックマーク / www.iwate-np.co.jp (10)

  • マルカン大食堂あす20日再開へ 花巻、思い出の味再び

    花巻市の上町家守舎(小友康広代表取締役)は18、19の両日、同市上町のマルカンビル大堂で招待客限定レセプションを開き、20日正午からの通常営業再開へ最終準備に入った。18日はクラウドファンディングなどの高額寄付者ら、19日は地域住民らを迎え6階大堂を試験営業。昨年6月7日に43年間の歴史に幕を下ろした大堂は存続を願った市民の熱いアンコールに応え、いよいよ復活の時を迎える。 18日のレセプションはフロアに整然と約580席が並び、5万円以上の寄付者ら招待客約180人を出迎えた。小友代表取締役は「皆さんが大堂存続のために動いてくれて今がある。10年後も皆さんの笑顔があふれる場であることがプロジェクトの目標であり通過点。ビルは耐震補強であと20年は使える。一緒に大堂をつくっていきたい」とあいさつ。「マルカンパーイ」の掛け声で乾杯した。 箸でべる高さ25センチのソフトクリーム、ナポリかつ

    マルカン大食堂あす20日再開へ 花巻、思い出の味再び
  • 大船渡線、BRT継続決定 沿線3市、鉄路断念

    【東京支社】東日大震災で被災したJR大船渡線気仙沼―盛(さかり)間(43・7キロ)の復旧を協議する沿線自治体首長会議が25日、国土交通省で開かれ、大船渡、陸前高田、気仙沼の沿線3市が鉄路復旧の断念を受け入れ、JR東日が提案したバス高速輸送システム(BRT)の継続が正式に決まった。JR側はBRTの運行改善や新幹線との接続向上などを示し、各自治体は今後、利便性の向上を求めていく。  大船渡市の戸田公明市長、陸前高田市の戸羽太市長、気仙沼市の菅原茂市長と座長の山順三国交副大臣、県の千葉茂樹副知事、JR東日の深沢祐二副社長らが出席し、非公開で行われた。 会議では、7月にJR東日が提案したBRT継続について、戸田市長が市民や市議会の意見を踏まえて18日に回答した受け入れを重ねて表明。戸羽市長は市民の一部区間で鉄路復旧を求める声も伝えたが、JR側は利便性の低下などを理由に鉄道復旧の可能性を

    大船渡線、BRT継続決定 沿線3市、鉄路断念
  • 山田線の2駅、廃止を検討 JR、浅岸と大志田

    JR盛岡支社(嶋誠治支社長)が、山田線の浅岸駅=盛岡市新庄=と大志田駅=同市浅岸=の廃止を検討していることが24日分かった。両駅は無人駅で、1日当たりの平均乗車人員が1人を割る状態が10年以上続いている。一方、住民や市は利用者がいることから存続を要望。また、両駅は自然に囲まれた「秘境駅」として全国に知られており、多くの鉄道ファンからも惜しむ声が上がりそうだ。 市は、同日の市議会議員全員協議会で廃止方針を報告。8月中旬に同支社から廃止の意向を示され、市主催の地元懇談会を経て10月下旬に存続を要望した経緯を説明した。 現在の停車数は浅岸が1日上下各1、大志田が同上下計3。2012年度からは冬期間は全列車が通過している。14年度の1日平均乗車人員は浅岸が0・3人、大志田が0・4人にとどまる。 一方、両駅はスイッチバックの設備が残り、近年密かなブームとなっている「秘境駅」として認知度が高い。

    山田線の2駅、廃止を検討 JR、浅岸と大志田
  • 「SL銀河」運行開始1カ月 釜石線沿線の効果と課題

    JR釜石線(花巻―釜石間)の蒸気機関車「SL銀河」は4月の運行開始からここまで指定席券がほぼ完売の状態が続き、好調な走り出しとなっている。ただ、にぎわいは車内と主な停車駅前に限られ、沿線観光施設などへの波及には至っていない。乗車自体が最大の目的だったり、乗客が駅から足を延ばすための時間や2次交通が不十分なことが要因とみられる。震災復興支援という運行の最大の目的につなげるため、JRや沿線市町村などはさらに知恵を絞ることが求められそうだ。 17日もSL車内はほぼ満席。給水などのため1時間以上停車する遠野駅や、終着の釜石駅のホームは、記念撮影する乗客や地元住民らでにぎわった。 JR盛岡支社によると、4月12日から5月11日までの7往復は乗車率が85%以上。上下計約2130人が利用した。指定席券は1カ月前の販売開始から希望が殺到している。いかに効果を引き込むかが沿線の課題だ。 遠野市は4月の運行日

    「SL銀河」運行開始1カ月 釜石線沿線の効果と課題
  • バス「岩泉茂市線」運行始まる JR岩泉線代替路線

    東日交通(岩泉町)は1日から、廃線となるJR岩泉線に代わる路線バス「岩泉茂市線」の運行を始める。これまで運行してきた代行バスよりルートを延長し、停留所も増設。フリー乗降区間を設けて利便性向上を図る。 運行ルートはJR茂市駅から岩泉病院まで。終点を岩泉駅から同病院まで延伸した。伏屋(ふしや)から大川集落中心部のサンパワーおおかわまでの路線も延長する。 停留所は町民バスなどと共同利用し、全31カ所。押角(おしかど)、岩泉駅を廃止し▽宇津野▽平井▽サンパワーおおかわ▽町民会館・図書館前―を新設する。宇津野から浅内(あさない)までの区間はフリー乗降区間とし、停留所がない場所でも乗降できるよう利用者の利便性を高める。現行と同じく1日8便を運行。料金は普通運賃が190~760円。

  • 道路利用は22年度から JR岩泉線、住民は落胆

    廃線となるJR岩泉線の押角(おしかど)トンネル(宮古市―岩泉町、2970メートル)の道路化について、県は18日、利用開始が2022年度となる計画を明らかにした。長年の懸案だった国道340号の改良と「引き換え」に苦渋の決断として廃線を是とした沿線住民らからは「10年後では役に立たない」「行政はそれを隠して合意したのか」と落胆や批判の声が上がった。 岩泉線(茂市―岩泉間、38・4キロ)と並行する340号の押角峠は道幅が狭く急勾配、急カーブが連続する難所。県によると、ほぼ直線の押角トンネルの両端は340号と近接しており、道路化によって峠区間を回避し、距離約2・2キロ、10分ほど短縮できる。340号の雄鹿戸(おしかど)トンネルは鉄道より標高が約130メートル高い所を通っている。 押角トンネルは掘削・拡幅し全幅7・5メートルの片側1車線道路を整備する。総事業費は約65億円。14年度の格調査・設計、

  • BRTの信号に注意 大船渡の専用道に設置

    震災で運休が続くJR大船渡線の仮復旧として、3月2日に運行開始予定のバス高速輸送システム(BRT)について、県警とJR東日は専用道の一部区間の交通規制や安全対策をほぼ決め、調整を続けている。バス専用道内は車、人ともに進入禁止で、専用道と一般道の交差点4カ所のうち2カ所に信号機を設置。交通環境が変化するため、県警は注意を呼び掛ける。 今回ほぼ決まったのは、大船渡市の大船渡-田茂山間の1・9キロ。専用道を通行できるのはバスのみで、専用道への出入り口や一般道との交差点には路面に色を付け、専用道と一般道を区別する。 交差点は田茂山、地の森、赤沢、第2台町の4カ所で、田茂山、地の森には信号機を設置。普段は一般道側が青だが、BRTの速達性を損なわないよう、バスが近づくと一般道側を赤信号とする方向。赤沢と第2台町は一般道側に一時停止の標識を設置する。 昨年8月から運行する気仙沼線のBRTでは、専用道と

  • JR岩泉線、再開断念の方向 30日にも正式発表

    岩泉町大川で2010年7月に発生した脱線事故で全線運休が続くJR岩泉線(茂市(もいち)―岩泉間、38・4キロ)について、JR東日が運行再開を断念する意向を固めたことが28日、同社関係者への取材で分かった。運行再開への費用が約130億円に上ることや、乗客が年々減少していることが理由とみられる。30日にも正式発表する見通しだが、早期再開を求めている地元自治体の反発は必至だ。 JR側は28日までに岩泉町、宮古市などを訪問。安全対策を講じた上での全面復旧経費が巨額に上ることや、利用者の減少傾向などを示し、運行再開が厳しいとの認識を示唆していた。 同社関係者は28日、岩手日報社の取材に対し「費用面や利用状況を見ると再開は難しい」などと述べた。 岩泉線再開の可否をめぐっては、専門家による地質調査で、全線で事故現場と同様の大規模崩落の恐れのある斜面が23カ所、大きな落石の可能性がある斜面は88カ所ある

  • 東北の鉄道400キロ今も不通 国支援の議論本格化

    Tweet 東日大震災の津波で駅舎や線路が流失した東北の鉄道は、計約400キロが今も不通だ。今後の津波対策でルートを変更する可能性もあり、大部分で再開のめどは立っていない。JR東日は国に復旧費用の支援を求めていく考えだが、国土交通省は自助努力が基と位置付けており、支援策をめぐる議論が格化しそうだ。 JR東の在来線では、青森県から福島県の海沿いを走る八戸、山田、大船渡、気仙沼、石巻、仙石、常磐の7路線で23駅が流失、線路など1700カ所以上が壊れた。清野智社長は、自治体の復興計画次第ではルート変更が必要との考えを示している。 このうち県内の八戸線種市―久慈間は、沿線の洋野町などが市街地を移転しないため、震災前と同じルートで復旧を決定。いち早く来年春に全線再開の見通しとなった。 ほか6路線の沿線ではまだ町づくりの議論が続く。宮城県山元町は8月、復興基方針の中で町内の常磐線を内陸側に

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