22日に日本での配信から2カ月が過ぎたスマートフォン(スマホ)向けゲーム「ポケモンGO(ゴー)」。配信当初の爆発的な人気は落ち着いたとはいえ、愛好者は多く、今月上旬に世界累計5億ダウンロードを突破した。一方で、ゲームのプレーヤー(利用者)が深夜にたむろしてゴミをポイ捨てしたり、珍しいポケモンを求めた数百人が車道をふさいだりするなどの迷惑行為が後を絶たない。なぜ、今になってのマナーの悪化が目立つのか。背景には、ゲームを運営する会社が「不正ツール」と呼ぶサイトやアプリがある。国内で集められる142種類すべてを集めた愛好家の記者が「一斉移動」問題を探った。【大村健一/デジタル報道センター】