面白い書評を書くための教科書は、けっきょく優れた書評そのものなのだ。 と言うわけで、読み応えのある書評集を12冊。 01. 『ニッポンの書評 / 豊崎由美』(光文社 / 新書) 02. 『もっと、狐の書評 / 山村修』(筑摩書房 / 文庫) 03. 『快楽としての読書・日本編 / 丸谷才一』(筑摩書房 / 文庫) 04. 『快楽としての読書・海外編 / 丸谷才一』(筑摩書房 / 文庫) 05. 『ロンドンで本を読む / 丸谷才一編』(光文社 / 文庫) 06. 『嵐の夜の読書 / 池澤夏樹』(みすず書房) 07. 『愉快な本と立派な本 / 丸谷才一・池澤夏樹・編』(毎日新聞社) 08. 『本の森の狩人 / 筒井康隆』(岩波書店 / 新書) 09. 『乙女の読書道 / 池澤春菜』(本の雑誌社) 10.『小泉今日子書評集 / 小泉今日子』(中央公論新社) 11. 『井戸の底に落ちた星 / 小池