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ブックマーク / diamond.jp (94)

  • 「努力」に価値を置く危険性――「ウツ」を生み出す精神的母体

    1962年秋田県生まれ。東北大学医学部卒。東京医科歯科大学医学部付属病院医員、(財)神経研究所付属晴和病院医員、新宿サザンスクエアクリニック院長等を経て、現在、精神療法を専門とする泉谷クリニック院長。著書に『「普通がいい」という病』(講談社現代新書)と最新刊の『「私」を生きるための言葉』(研究社)がある。 「泉谷クリニック」ホームページ 8人に1人が苦しんでいる!「うつ」にまつわる24の誤解 泉谷閑示 いまや8人に1人がかかっているといわれる現代病「うつ」。これだけ蔓延しているにもかかわらず、この病気に対する誤解はまだまだ多い。多数の患者と向き合ってきた精神科医が、その誤解を1つずつひも解いていく。 バックナンバー一覧 「努力することにこそ価値がある」という考え方は、私たち日人の精神性に奥深く浸透しているものの1つです。 しかし、「うつ」に苦しむ人々の多くは、元来、意志力の強いタイプで、

  • Jリーグ選手の胸スポンサーロゴに、どれだけの広告価値があるのか|SPORTS セカンド・オピニオン|ダイヤモンド・オンライン

    J2のFC岐阜が倒産の危機に瀕している。 さる6月24日、同クラブの今西和男ゼネラルマネージャー(GM)が会見を開き、クラブの窮状を明かしたのだ。 要約すると「入場料やスポンサー収入が伸び悩み、このままではシーズン終了時には運転資金が底をつく。そうなったら倒産も覚悟しなければならない。我々も経営改善の努力はしているが、この不況下では新たなスポンサーを獲得するのは難しい。残る手立ては地元のみなさんにスタジアムに来ていただくしかない。7月から集客キャンペーンを行うので、ぜひ観戦に来てください」ということだ。つまり、「クラブをつぶさないためには岐阜県民の協力が必要」と、なりふり構わず訴えたわけである。 FC岐阜は2002年、地域に根ざした総合スポーツクラブを目指して設立された。強化は順調に進み、岐阜県リーグを2年、東海地区リーグを3年で通過。2007年にはアマチュアのトップリーグJFLで3

  • アップルの逆襲が始まった(1)

    1963年生まれのビジネス書作家。著書は150冊以上で、仕事術全般、企画やプレゼンなどの専門家として知られる。PC/IT等の製品にも造詣が深く、ビジネスやIT製品関連のレビューの連載数は毎月30~40(日経xTECH、日経トレンディネット、PC-Webzine、日経パソコン、日経ビジネス、日経産業新聞、日経PC21、その他)。主な近著に、『仕事がサクサク終わって早く帰れる 自働大全 驚きのスマホ&PC活用法で〈自分働き方改革〉』(KADOKAWA)などがある。https://www.youtube.com/channel/UC-IdN5EFZvzzZGqgul8eXKQ デジタル流行通信 戸田覚 PC、携帯、家電、ウェブ、ITサービス、ITソリューションなど、デジモノ&IT全般にかかわる最新トレンドを、ビジネス作家・戸田覚が毎回鋭い視点でレポートしていくコラム。 バックナンバー一覧 アッ

    nununi
    nununi 2009/06/20
  • 金融マンにカモにされる大学 駒澤大と立正大は氷山の一角|山崎元のマルチスコープ|ダイヤモンド・オンライン

    山崎 元(経済評論家・楽天証券経済研究所客員研究員) 【第57回】 2008年11月26日 金融マンにカモにされる大学 駒澤大と立正大は氷山の一角 最近の経済ニュースは、兆円単位、場合によっては、兆ドル単位の話が多いので、今回の150億円程度の話はいかにも小さく聞こえる。しかし、アメリカのAIGやシティグループの損失に比べると金額が小さいとはいえ、関係者には相当に深刻な話だ。金融機関にカモにされている大学の話である。 11月19日付けの各紙報道によれば、駒澤大学が昨年度から始めたデリバティブ(金融派生商品)取引による資産運用で、約154億円の損失を出していたことが分かった。問題のデリバティブ取引は、「金利スワップ」と「通貨スワップ」の2種類で、昨年度、外資系の金融機関2社と契約していたという。ところが、2007年後半以降の金融危機の影響などを受けて、時価が一気に値下がりし、今年3月末の

  • サッカー協会・犬飼会長が激怒!Jリーグ過密日程が招いた「天皇杯軽視」は是か非か?―伝統ある「天皇杯」が軽視される裏事情|SPORTS セカンド・オピニオン|ダイヤモンド

    ――伝統ある「天皇杯」が軽視される裏事情 J1リーグ戦もあと3試合を残すのみとなったが、相変わらず大混戦が続いている。 優勝争いでしのぎを削っているのは鹿島、浦和、名古屋、川崎、大分、FC東京。勝点は首位の鹿島が54、6位のFC東京は51と3差しかない。プロ野球的に言えば、6チームが「1ゲーム差」にひしめいている状態だ。最後の最後まで、どこが優勝するか判らない状況が続きそうである。 J2降格回避争いの方も紙一重の戦いが続いている。J2には17位と18位のチームが自動的に降格、16位は今季のJ2で3位になったチームと入れ替え戦を行ない、勝てば残留、負ければ降格となる。18位はすでに札幌が確定しているが、17位と16位がどこになるかはまったく読めない状態だ。11月10日現在で17位の千葉は勝点35、11位の京都は勝点40。勝点5差の中に7チームがいて、J1生き残りを賭けた死闘を繰り広げてい

  • 夏野剛 特別インタビュードコモを去った本当の理由

    NTTドコモ退社後も、慶応大学の特別招聘教授や「ニコニコ動画」を運営するドワンゴの常勤顧問など複数の顔を持ち、八面六臂の活躍を続ける夏野剛氏。言わずと知れたiモードの立役者に、ドコモを辞めた理由から今後の抱負まで縦横無尽に語ってもらった。(聞き手/『週刊ダイヤモンド』編集部 清水量介) 夏野剛(なつの たけし) 早稲田大学卒業後、東京ガス入社。ペンシルバニア大学ウォートンスクールにてMBA取得。ハイパーネット副社長を経て、1997年にNTTドコモに入社。2005年、同社執行役員。2008年5月に慶應義塾大学 政策・メディア研究科特別招聘教授に就任。現在、ドワンゴの常勤顧問のほか、セガサミーホールディングス、トランス・コスモス、NTTレゾナント、ぴあなど複数の企業の社外取締役も務めている。 ―NTTドコモを辞めたのはなぜですか? 好き勝手やらせてもらえて、ドコモには感謝している。ただ、一人の

  • “販売奨励金”まで負担するソフトバンクの強気の理由|週刊ダイヤモンド ITBizNews|ダイヤモンド・オンライン

    連続14ヵ月間、契約者数を伸ばし続けているソフトバンクモバイルが、「iPhone」で大波に乗ろうとしている。しかも、販売価格は格安だ。彼らのビジネスモデルに弱点はないか。 2万3040円――。 メディアがいっせいに破格の安値だと報じたiPhoneの販売価格について、記者団から問われたときだった。 KDDIの小野寺正社長兼会長は、おもむろにメモ書きを取り出した。「ある米国の調査機関によると、(米国での独占販売権を取得した)通信キャリアのAT&Tは、199ドルのiPhoneを売るために、一台当たり325ドルの販売奨励金を負担している」。 auの契約者数をジリジリと奪われ、iPhoneの販売権まで手に入れて勢いづくソフトバンクモバイルへの、憤懣やるかたない胸中が透けて見えるようだった。 なにしろ、昨年秋に総務省が定めたガイドラインによって、「分離モデル」を導入したばかりだ。端末の販売価格

  • iPhoneに賭けるソフトバンク、 懸案のデータ通信を伸ばせるか?|経済ジャーナリスト 町田徹の“眼”|ダイヤモンド・オンライン

    町田徹(ジャーナリスト) 【第34回】 2008年07月04日 iPhoneに賭けるソフトバンク、 懸案のデータ通信を伸ばせるか? ソフトバンクの「期待の星」iPhone(アイフォーン)の発売が7月11日に迫ってきた。「13ヵ月連続純増ナンバーワン」という表向きの華々しいイメージと異なり、同グループは連結ベースで3兆7101億円の負債(長短借入金の合計は2兆352億円)の塊だ。しかも、同業他社より2000円近くも安いARPU(ユーザー1人当たり1ヵ月の平均通信量収入)に苦しむ低収益力会社と言わざるを得ない。孫正義社長がトップ外交で「NTTドコモが圧倒的に有利だ」という業界の下馬評を覆し獲得した米アップルコンピュータ製のiPhoneには、当に、そうしたアキレス腱を強化する力があるのかどうか検証してみよう。 今さらクドクド説明する必要はないだろう。 iPhoneは手のひらサイズに、携帯

  • 国内携帯端末メーカー、真の敵はiPhoneではなく「ノキア」|inside|ダイヤモンド・オンライン

    国内携帯端末業界では、7月に日上陸が決まった米アップルの携帯電話「iPhone(アイフォーン)」の話題で持ち切りだ。アイフォーンは、年内までに日を含めた70ヵ国以上で販売され、2008年の販売目標を1000万台に据えている。 「アイフォーンは、未来の情報端末の基形になる」(電機メーカー幹部)と評価する声が上がる一方で、「一機種で100万台も売れれば大ヒット。アイフォーンが成功したとしても、せいぜいその程度なのでは」(通信事業者幹部)と冷静に見る向きもあり、日市場でどの程度普及するかは未知数だ。 そんななかで、「話題先行型のアイフォーンよりも、当に要注意なのは、ノキア(フィンランド)の動向」と電機メーカー幹部は警戒する。世界の携帯端末市場の4割のシェアを握る、最大手ノキアが今年に入って、「日市場のシェアを(現在の1%程度から)10%へ引き上げる。1000億円規模の販売促進費の

  • 仕分け人必読!マイクロソフト幹部が語る 「日本の科学技術は宝の山」 | R&D1兆円企業の秘密 マイクロソフトを支える頭脳 | ダイヤモンド・オンライン

    ビール 最後のバブル ビール業界に“最後のバブル”が到来している。2023年10月の酒税法改正によるスタンダードビールの値下げをきっかけに、ビール各社が特需に見舞われているのだ。ただ、ビール市場全体は縮小が続く見通しで、ビール各社にとっては最後の好機となる。生き残りを懸けて戦うビール各社の動きを追う。 2024.8.13[6記事]

    仕分け人必読!マイクロソフト幹部が語る 「日本の科学技術は宝の山」 | R&D1兆円企業の秘密 マイクロソフトを支える頭脳 | ダイヤモンド・オンライン
  • ついに登場するiPhoneは、日本市場でヒットするのか|デジタル流行通信 戸田覚|ダイヤモンド・オンライン

    7月11日にいよいよiPhoneが発売される。すでに世界で600万台出荷されたという注目の携帯電話だ。この夏の新モデルから高速な通信規格3Gに対応する新しいモデルとなり、ワールドワイドで出荷される。日もその一国というわけだ。 iPhone最大の魅力は、機能性能ではない。アップルの製品であると言うことだ。パソコンの世界では、弱小のプラットホームであるMacOSを長年にわたって継続し、売り続けてこられたのも、アップルだからこそだ。同社の製品には、機能性能を超えた何かがある。文化、ポリシー、気持ちよさ、愛着、デザイン……人によって感じ方は違うが、確実に独特の「何か」を持っているのだ。それがiPodのヒットに結びつき、iPhoneへと伝承されているのだ。 初代iPhoneが登場したときには、体を傾けると写真が傾いたり、指で縮小拡大できるインタフェースが注目された。今回のアップデートで最大の目玉

  • ハドソンがiPod touch用ゲーム開発に力を入れる理由|デジタル流行通信 戸田覚|ダイヤモンド・オンライン

    iPhone、iPod touch限定サイト「Do the Hudson!!」のトップページ。(C)HUDSON SOFT 「Do the Hudson!!」というWebサイトがある。ゲームやムービーを配信する同社らしいサイトだが、iPod touch専用という点がちょっと変わっている。ご存じのように、iPod touchは専用のブラウザを内蔵し、無線LANを使ってインターネットにアクセスできるのだ。もちろん、iPhoneも同様である。 想像以上に質の高いサイトで、大きなコストをかけて開発されていることが見て取れる。そこで僕が疑問に思うのは、なぜiPhoneなのかということだ。日ではまだ発売されていないので、iPod touchでしか利用できない。iPod touchとて、iPod全体の中での売り上げ割合はさほど多くはない。 「iPhoneは、世界中で400万台出荷されていると言われ

  • 2ちゃんねるにヤミ金急増! 知られざるネットの貸金市場|inside|ダイヤモンド・オンライン

    「合法的に誰かが金を貸してくれるスレ」「少額(10万円以内)だから貸すよ」……。 これらはインターネットの掲示板2ちゃんねる」に立てられた、おカネの貸し借りに関する膨大なスレッドの一部である。 もともと2000年にクレジットカードの情報交換の場としてできたが、03年頃から多重債務や自己破産の相談、過払い金返還請求など消費者金融関連の内容が増え始め、05年春に「借金生活板」として分離独立した。その後、スレッドが増殖を続ける一方で、並行して始まったのが、“個人間での金銭貸借”である。 「グレーだが、一応のルールにのっとっている」と言うのは、ネット上での個人間融資を研究している藤原七重・敬愛大学准教授だ。 そのルールとは、収入や借金の額、借り入れ希望額など数十項目を決められた様式に書き込むこと、また「トリップ」「フシアナ」と呼ばれる個人証明機能の使用が借り入れの要件となっている。そして

  • 全雑誌休刊か?ソフトバンクの“脱紙”加速|inside|ダイヤモンド・オンライン

    ソフトバンク傘下の出版社ソフトバンククリエイティブが脱紙化を加速させている。今後、すべての紙媒体の雑誌が休刊となる可能性も出てきた。 今年3月、同社発行の雑誌「YAHOO! JAPAN Internet Guide」が12年の歴史に幕を下ろし休刊する。2000年に約22万部を記録した部数は、3万部に減少していた。 じつは、この半年のあいだに休刊する同社の雑誌は3誌にもなる。1991年創刊の「DOS/V magazine」、1999年創刊の「ネットランナー」が、2007年の12月と10月にすでに休刊している。 いまや、携帯電話会社としてのイメージが強いソフトバンクだが、出版事業は同社の源流といえる。ソフトバンククリエイティブの母体であるソフトバンクの出版部門は、1981年のソフトバンク創業の翌年にはすでに雑誌を創刊していた。 にもかかわらず、同社が発行する6誌のうち、3誌が休刊の憂き