東洋学専門の図書館である東洋文庫は、世界5指の東洋学センターです。 そして、その蔵書・資料を展示しているのが、『東洋文庫ミュージアム』で、その展示品は、国宝や重要文化財を始め世界的にも貴重な蔵書です。 そして、それ以上に話題になっているのが展示の演出で、ここを訪れた方は驚きと感動の連続です。 今回は、この東洋文庫ミュージアムの知られざる魅力をお伝えします。 オリエントホール エントランスでは、古代エジプト期の世界最高の学問の殿堂ムセイオンをイメージした『ムセイオンの泉』が出迎え、ミュージアムは、『オリエントホール』から始まります。 三国志、水滸伝といったお馴染みの書籍から、コロンブスの書簡、キャプテンクックの航海日誌など貴重な古書が納められている国内最長の展示ケースなどに圧倒され、拓本や絵図の巨大な原寸大レプリカに目を見張ります。 東洋文庫と云いながらも洋書が多いのは、当時の東洋のことは西
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