タイトルが動詞一語のみ、という小説がたまにあって、幸田文の「流れる」と田辺聖子の「言い寄る」の二つしか思いつかないが、いずれも名作である。 流れる (新潮文庫) 作者: 幸田文 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 1957/12/27 メディア: 文庫 購入: 9人 クリック: 264回 この商品を含むブログ (42件) を見る 言い寄る (講談社文庫) 作者: 田辺聖子 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2010/09/15 メディア: 文庫 購入: 2人 クリック: 15回 この商品を含むブログ (22件) を見る このスタイルに前々から憧れがあったので、今回は久々に一枚のみでタイトルは「寄りかかる」としてみた。 美脚で美腕で、豊麗な美髪である。 裸足という点も良し。 ところで、このように壁にもたれている図は、探せばいくらでも見つかりそうに思われる。 ところが「顔のない美女」とい