サブタイトル[ラスベガスと王の心] 前節 創作幻視小説版「夢兄妹寝物語」 2003年11月 第11話 第7節 - 玖足手帖-アニメ&創作- 0「絨毯爆撃の密度が増えてきた」 2「監視網が弱体化した状態で侵入者を発見するのではなく、侵入自体を不可能にする物量作戦だ。核爆発事件に現地軍人も反応しているのだろう」 5「在庫一掃と言う奴か」 0「エリア7、次の死角はどこか」 並の人間なら連続爆風で疲労困憊、むしろ死亡しているであろう大爆撃の中であるが、宇宙人たちは超時空通信で冷静に会議をしながら行動している。 7「無い。 南方からの無人機部隊だけでなく、西のグルーム・レイク空軍基地からも武装有人機の編隊が発進した。この先300mには遮蔽物もない。 宇宙的擬態能力を使用しないなら、あと3分で発見される」 0「予期した事項である。突破する」 2「静的遮蔽物はないが、動的にはこの爆煙が隠れ蓑に成る。そこ